クラフトジン|未来ヅクリ2021|from 長野
ジャパニーズジンに魅了された主が、出会ったジンとその魅力について勝手気ままに投稿するこのマガジン。
第3弾の今回は長野で見つけたジンをお届けします。今回ご紹介するジンは軽井沢のスーパーで見つけたのですが、ラベルを読んでみると意外な会社が製造に携わっていて、とても気になった+見たことがない商品だったので、奥さんの了解を得て購入しました。
その意外な会社とは?後述にてお確かめください笑
商品名
今回ご紹介するクラフトジンは「未来ヅクリ2021」
HPより写真を引用
蒸留所とストーリー
未来ヅクリ2021は長野県佐久市にある戸塚酒造と、同じく長野県は軽井沢にあるヤッホーブルーイングが共同開発したジンです。
ヤッホーブルーイングって聞いたことありませんか?お酒好きなら絶対ご存知、よなよなや水曜日のネコなどのクラフトビールを製造販売しているあの会社です。
クラフトビール会社がいよいよジンの製造も始めたのかな?と気になったのでHPを覗いてみるとそこには開発に至る熱いストーリーがありました。
新型コロナウイルスにより頻発していた緊急事態宣言や蔓延防止措置。それによる酒類提供の停止で飲食店用に樽詰めされた6000Lものクラフトビールが行き場を失ったそうです。
未来ヅクリ2021はそんな余剰したヤッホーのクラフトビールを戸塚酒造の設備で蒸留して作られました。
ちなみに未来ヅクリは2020もあるようです。
メイン
ベース:ヤッホークラフトビール・発泡酒
※キリンホームタップにもよなよなが登場したので早速購入。
世界で蒸溜されているほとんどのジンは小麦、大麦、とうもろこしなどの穀類や廃糖蜜をベースとしたニュートラルスピリッツを使用していますが、今回のジンにはクラフトビールが使われています。
穀物をベースとしたスピリッツだけでなくビールを使った製品もジンとして販売できるなんて、ジンの懐の深さを改めて感じます。
ボタニカル
未来ヅクリには8種類のボタニカルが使用されています。
・ジュニパーベリー
・南部の木(ヒノキ)
・山椒
・オレンジピール
・緑茶
・カルダモンシード
・コリアンダーシード
・生姜
特徴
クラフトビール由来のモルトの甘さや柑橘香も感じられる、清涼感とヒノキのアロマが特徴の和風クラフトジンです。
口に含むと、やわらかな甘さを引き立てるキリリとした渋みや苦味がバランス良く感じられます。
※上記特徴はHPより引用
個人的な感想としては、ヒノキの香りがブワッと香り、他のジンに比べて甘味は弱くキリッとした辛味を強く感じました。ソーダで割ると清涼感が増し、暑い夏のお供になりそうで、飲み切らずに残しておいてます笑
無くなればまた購入すればいいんですけどね!
飲み方
・ストレート
まずはストレートで。飲んだ瞬間森の中、いや、樹木それ自体に覆い包まれたんじゃないなってくらいに感じるヒノキの香り。甘味は少なくキリッとしたテイストで今までにはないパンチ力を堪能。
ところで、ジン好きな僕のために、専用グラスを奥さんが買ってくれました。いつも粋なプレゼントありがとう!
ジンを飲むようになってから出会うことの多くなった蓋が付いているタイプのグラス。これってコピータグラスって言うんですね。
・ロック
・ソーダ割
ソーダで割ることでジンが持つ甘味も出てきました。清涼感は半端ない、夏のお供になりそうです。甘いのが苦手な方でお酒好きな方にオススメ!
・辛ジンジャーエール割
トニックウォーターではなくウィルキンソンのジンジャエール辛口割。割合は1:1程度。ジンの持つ香りと辛ジンジャーの辛味の融合は癖になること間違いなし。
・お湯割り
キャンプに持っていったのですがあまりに寒かったのでお湯で割ってみたら...
ヒノキ風呂に入っているかのような香りで、安らぎと温もりさえ感じる一杯に。なんだ、冬のお供の候補にもなってしまったじゃないか。
ジンの飲み方としてお湯割りをオススメしているケースはちょこちょこ見かけるんですが試したことはなくて...でも結構イケるじゃん!っていう今回の発見は嬉しいな。
How to buy
Amazon、楽天どちらでも購入可能ですね。
僕は軽井沢の「ツルヤ」というスーパーで購入しました。お近くに立ち寄ることがあればスーパーを覗いてみるといいかもしれません。
ジン制覇マップ
新たに長野県が加わって、「2県1府」制覇です。
まとめ
今回のジンいかがだったでしょうか。「飲んだことあるよ」とコメントをくれたり、「これ美味しいよ」なんて感じでオススメしてくれると嬉しいです。
これまで鹿児島のコマサジンと京都の季の美ハウスジンについて投稿しておりますのでよかったら覗いてみてください。
それではまた!
国内海外問わず、世界には美味しい食べ物やお酒がまだまだあるはず。そんな世界を知って、自分の料理に昇華できたらと思います。コロナ明けはイギリスとフランス文化の混ざるカナダへの食旅行を計画中。