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【防災】『 #みんなの防災ハンドブック 』の一部を無料公開します。 #豪雨 #長雨

弊社より刊行、草野 かおる・著『みんなの防災ハンドブック』の豪雨・長雨に関連するページを公開します。防災・被災後の対策にお役立てください。
下記のページにて、PDFの無料ダウンロードもできます。

【災害に備える】あらゆる方法で命の水を確保しよう

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ひとりあたり「1日3リットル」の水が必要
自宅で被災したときは、水道の水が出るうちに、できるだけ水を確保しておき、知恵と工夫で大事に使うようにしましょう。
平常時のように水を使っていたら、すぐに足りなくなってしまいます。
断水したときに、自分の手で給水車から水を運ぶことを想像してみてください。また、大きくてじょうぶなビニール袋を多めに用意しておくと、何かと便利です。

【災害発生!何をすればいいの?】報道される雨量を知ろう

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災害情報から「豪雨」「長雨」の危険を知る
報道される災害情報での雨量は、実際どのようなものなのか、しっかり理解しておきましょう。また洪水ハザードマップから、自分のすむ地域の水害に対する危険度も把握しておきましょう。自治体のホームページ等から調べることができます。土砂災害のほとんどが、長雨や集中豪雨で起こります。豪雨でなくても、降り始めから100ミリ以上の降雨量となったら注意しましょう。

【災害発生!何をすればいいの?】土砂災害から身を守ろう

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猛スピードで土が、岩が、水がおそいかかってくる!
自治体が公開しているハザードマップで、住んでいる場所が「土砂災害危険箇所」かどうか確認してください。
「土砂災害危険箇所」でなくても、「小さな沢」や「ガケ」が近くにあれば、要注意です。
土砂災害の際、多くは木造の1階で被災しています。避難所への移動が困難であれば、ガケから離れた部屋、頑丈な建物であれば2階に移動しましょう。

【災害発生!何をすればいいの?】豪雨のときは家庭の排水をひかえよう

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限界を超えた下水道に生活排水を流さない
浸水被害の多くは、半地下式駐車場、地下室、くぼ地などで発生しています。都市部では、マンションやビルの建設、道路舗装などの影響で雨水が土壌に浸透しないことも原因のひとつです。
大雨のときに、雨水に加えて家庭の排水が流れ込むと、下水道管内の水量が増えて、その下水が行き場を失い、浸水被害がさらに拡大することもあります。集中豪雨のときは、下水道うの負担を減らすため、おふろや洗濯などに使用するときに出る大量の水を流すのは、ひかえるようにしましょう。

【被災そのあと】冷蔵庫の停電対策

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冷蔵庫は大きなクーラーボックス
冷蔵庫はドアを開けるたびに冷気が逃げ、電力が使われます。停電中でも、数時間ドアを開けなければ、冷蔵庫の中野食品の品質は保たれるでしょう。また、凍ったペットボトルは保冷剤にもなりますし、中身が溶けたら飲料用として使うことができるので、日ごろから常備しておくといいでしょう。ペットボトル内の飲料をしっかり凍らせるためには、2日間ほどかかります。
停電中に、家族が習慣で冷蔵庫を開けてしまうのを防ぐためにも、冷蔵庫の目立つところに張り紙をしておきましょう。

【非常時の衛生とメンタルケア】トイレの「ゴボゴボ」と「排水溝逆流」

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トイレからのサインでできる対策を
大雨で、汚水管に大量の雨水が入り込み、汚水管から押し出された空気が「ゴボゴボ」という音の正体です。
「ゴボゴボ」は時間の経過とともに収まる場合がほとんどですが、そう打て以外の豪雨となると「排水溝逆流」が発生する可能性があります。
「トイレが流れづらく、ときどき水が押し戻されて水位が上がる」のであれば、排水の逆流に備え「水のう」でふさぎましょう。

『4コマですぐわかる 新 みんなの防災ハンドブック』


草野 かおる (著)
防災士、イラストレーターであり、おかあさんでもある著者が、PTAや自治会を通じて16年間に渡り防災活動にかかわったことを活かし、1つの防災情報につき1つの4コママンガという形式で紹介。
災害が起きたそのときに取るべき行動や、いますぐできる備え、避難生活などの非常時を乗り切るアイディアを、子どもからお年寄りまで、一目でラクラク理解することができます。
さあ、自分や大切な人の身を守るために、いまこそ「防災リテラシー」を身につけましょう!

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