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ヨルダン: 時間の王国-Jordan: Kingdom of Time-_230302

帰国して早3ヵ月が経つがその情熱は冷めやらず、ヨルダンと聞けば東奔西走したい今日この頃である。ヨルダンでの美しい日々を想い返して、大使館にイベントの提案までメールしてしまったくらいだ(1か月返信はない)

そんな折、在日大使館の公式インスタグラムから、なんとJICAでヨルダンマンスが開催されるとの情報をキャッチ!これはなんとしても行かなければ!とヨルダン仲間のMちゃんと即作戦会議が行われた。
Jordan: Kingdom of Timeと冠した本イベントでは、さすがJICAを感じるニッチな催しにわくわくしてしまう。

1.世界的に有名なナショジオのヨルダン人カメラマンによる作品展
2.ヨルダン映画「THEEB」上映会
3.過去70年間の日本人考古学者・研究者による研究のパネル紹介
4.ヨルダン料理を楽しめるJ's Cafe

すでにフムスやファラフェルが恋しくなっていたので、OPENは平日の11:30-14:00のみという攻めのカフェにも、もちろん何とか都合をつける。3月のある晴れた日、長い長い市ヶ谷の坂道に文句を垂れ息切らしながら登り切り、かくしてMちゃんと私はJICA職員に混じって社食の行列ににこにこ顔で並ぶ運びとなった。果たしてどれだけの人がここまでの想いで今日の日を迎えたかは謎であるが、ヨルダン大使館シェフお墨付きのランチプレートには異国情緒と思い出がふんだんに詰め込まれ、なんと至福の昼下がりを過ごせたのだった。

【郷土料理ミックスプレート】
チキンとひよこ豆のシチュー・パスタ入りピラフ
大使館特製ピタパン・ひよこ豆のコロッケ・ひよこ豆とねり胡麻のペースト

ちなみにJICAの社員食堂であるJ's Cafeはかなり素敵スポットで、ベーシックなメニューや日替わりランチの他、施設のイベントと連動した開発途上国のメニュー(週替わりエスニックセット)や各国の大使館の料理長からレシピを習ってお墨付きのついた世界各地の郷土料理(大使館お墨付きメニュー)、1食につき20円が難民支援や開発途上国の子どもたちの給食1食分として寄付されるメニューなどJICAらしいバラエティに富んでいる。(そしてどれも超おいしそう!)OPEN時間はだれでも入れるので、お近くの際には是非。JICA職員…うらやましい…。

ナショナルジオグラフィックのヨルダン人カメラマン、ムハンマド・ムへイセン⽒の作品展は「Ahlan wa Sahlan (ようこそ)」。
アンマンの街やペトラの宝物庫、ワディ・ラムやウム・カイスなど、私にとっても馴染みのあるスポットの風景写真が並んでいる。どれももちろん味わい深く、眺めるたびにあれやこれやと思い出を語りたくなるのだけど…
一緒にヨルダンに行った友人が撮ってくれていた写真たちもなかなか良いのでは?というかこっちのほうが良くない!?と非常に失礼な素人丸出しの感想が込み上げてくる。


その真偽も確かめるべく、やはりヨルダン大使館でのイベントはなんとか実現させたいなぁ。私のヨルダン熱と大使館のレスポンスの耐久レースがすでに始まっている。

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