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家族で育児に取り組むということ

子どもの成長の瞬間は一度しかないけど、トライアスロンはいつでもできる

これは、私が今一番大切にしていること。
ちの師匠が出産を経てIRONMANに復帰し、そして今年からプロになるわけだが、娘が生まれてから、私がトライアスロンの練習に割く時間は右肩下がりで今やすっかり週末ジョギングパパ(笑)になった。

それでもトライアスロンをやめようとは思っていない。むしろ週末だけでどれくらいパフォーマンスを維持できるか考えてるし(←ほぼ無理なことはすでに判明したけど)、またしっかり練習してもっともっと強くなりたいというモチベーションが不思議と今も高く保てている。

それはたぶん、師匠の頑張りや成長を間近で見て勝手にモチベーションが保たれているからだと思う。

トライアスロンをやっている人ならわかると思うが、トライアスロンの応援はものすごく楽しい。もちろん、実際の辛さを知っているから応援にも力が入るというのもあるけど(←気楽というのもある)、それ以上にエネルギーに満ち溢れた選手たちを見ていると自分も無性に出たくなるはずだ。今の私はそんな感覚。(笑)
だから、いつかこのエネルギーをぶつけるときが来ると信じている。

あとは、個人的には今のほうが遥かに心も身体も健康だ。(笑)
娘ができる前はほとんどの練習は師匠と二人きりだった。
つまり、

二人で一緒だった=二人とも同じ練習メニュー

この公式が成り立つ。(笑)

正直毎日が憂鬱だった。特に金曜日の夜は最悪だ。
「明日は筑波に行って180kコース行こうね!💛そのあとブリックラン20kくらい走りたいな。日曜日は山伏峠(山中湖へ続く峠)往復の150kでどう?」

私たちはその頃、毎週末わざわざ車で筑波まで行ってロングライドをして、いつも家に帰るのは夕方6時ごろだった・・・時間があるって恐ろしい。
際限なく練習に時間がつぎ込まれていく。
そして、師匠はあんな感じなので一度やると決めたことは決して妥協しない。
ある時、筑波のいつもの駐車場に着いてから土砂降りの雨が降り出したことがあった。もちろん私は断固として車を出ようとしないし着替えようとすらしない。むしろ帰りたかった。
恐る恐る助手席に目をやると、遠足に行く前の小学生のようなワクワクを抑えきれない顔をしながら意気揚々と練習の準備を始める師匠がいた。
私は唖然とした。
確かに小学生くらいの頃って雨や雪に興奮してやたらと外に出たがるけど、彼女はまさにそれと同じ感覚なのだ!
ただ唯一違うのは、小学生はお昼休みのせいぜい1時間を外ではしゃぐが、彼女は約5時間150kの間、外ではしゃぐ(笑)
散々言い合った挙句、どうしても行きたくなかった私は狭い車内で5時間もの間、彼女の帰りを待つはめになった(涙)

つまり、何が言いたいかというと(←前置きが長い!)、娘ができたことで夫婦喧嘩は圧倒的に減り(←これが重要)、私の心の健康状態が非常に良好な状態に保たれているということ!
そして、師匠も娘ができてからはただただ距離をこなすという単調な練習をしなくなり、明らかにパフォーマンスが上がっている!ということ。

娘よ!!生まれてきてくれてありがとう!(笑)

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さて、そんな我が家の一日の生活リズムはというと、こんな感じだ。
まずは平日。

AM05:00 師匠起床&夫のお弁当準備
     (ありがとう!) 夫&娘 爆睡
AM05:30 師匠電車で朝スイムへ 夫&娘 爆睡
AM06:00 朝スイム開始 夫&娘 爆睡
AM06:30 夫&娘起床 ごみ捨て&片付け
AM07:30 朝スイム終了 夫&娘 一緒に朝ご飯
AM08:50 師匠12kをジョグで帰宅→娘とハグ
     夫は娘とハグ→仕事へ

日中  師匠と娘 いちゃいちゃタイム
(↑ここが一番羨ましい!)

PM19:30 夫帰宅、まず娘とハグして(笑)
     一緒にお風呂へ 
PM20:00 娘就寝with師匠
     (夜練習する場合は、私が寝かしつけ)
PM20:30 師匠夜ローラー練習
PM21:30 練習終了
     夫ブログ作成(←要はぐだぐだタイム)
PM22:00 師匠風呂に入ってセルフケア
PM23:00 夫婦就寝


そして週末に師匠がロングライドする日はこんな感じ。

AM07:00 夫起床→朝ランへ(約10k~15k) 
     師匠&娘 朝ご飯
AM08:30 師匠 ロングライドへ

日中  夫&娘 いちゃいちゃタイム
(↑この時間を楽しみに一週間頑張ってる!!)

PM14:00 師匠バイクから帰宅→ブリックランへ
PM15:00 師匠練習終了
PM16:00 家族三人でいちゃいちゃタイム(笑)
PM18:00 家族三人でご飯
PM20:00 娘就寝with師匠
PM21:00 師匠と夫婦水入らずの時間
     (↑ここも重要!)

とまぁ、こんな感じで一日が過ぎていく。
もちろん、厳密にこの通りに生活しているわけではないので大体と考えていただきたい。

ここで鋭い人は気づくと思う。平日の夫の出勤時間遅くね!?と。(笑)

お察しの通り、私は育児時短制度を利用している。
娘が一歳になるまでは給与控除されないので、朝は10時出勤、夜は16時半退勤でフルに育児時短制度を使っていた。一歳になってからは時短すると給与控除されてしまうので、もしもの時のために時短申請はしておいて、朝の出勤時間はそのままに退勤は定時(18時15分)まで働くようにした。
二人目ができたら、絶対に育休を取得すると決めている。

娘との時間を一分一秒でも大切にしたいという気持ちもあるけれども、それ以上に家族で子育てをした方が娘を含めた家族全員にとっても良いと信じているというのが大きい。

何を偉そうに!と思われてしまうかもしれないが、子育てとは毎日が戦場だ。
特に一人で娘と過ごしているとその大変さがよくわかる。
1歳ぐらいの子供というのは本当にモンスターだ。

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少しだけ意思疎通ができるけど、基本的に何を考えてるかわからない。一秒前まで大事に抱きかかえていた人形が洗面所で水浸しの刑にされていたり、食べたいと言うから出したお菓子を一回口に入れてそこら中に吐き出したり、遊び終わったはずのおもちゃを片付け始めるとギャン泣きし始めたり。。。書き始めたらきりがない。(笑)
そんなモンスターと向き合おうとすると一人では絶対に無理!
あんなに可愛くて心を豊かにしてくれるはずの子どもが、相手をする自分自身の心に余裕がなければモンスターに見えてしまう。

そうすると、何気ない瞬間に口調が強くなったり、ただ遊びたがっているだけなのにくっついてきた時にイラっとしてしまったり。。。
だから、親である私たちも常に心に余裕が持てるように気を付ける必要があるし、親が笑顔で過ごせるようにすることもとても大切だ。

だからこそ、我が家においては私の働く時間を極力短くすることには大きな意味がある。
おかげさまで、師匠は身体を動かす時間を与えれば基本OK(←子どもか!!)だし、私は娘と過ごして週末少し身体を動かせればOKという具合に、お互いうまくバランスがとれているので毎日楽しく激しく生活することができている。

子供の成長って本当に早くて、一日会わないだけで今までできなかったことができたりする。
もっと自分の練習もしたいなって思う時もあるけど、今はちの師匠の成長、娘の成長、両方の成長を間近で見ることができて本当に幸せだ。
そして何より「今日は180k乗ってくるね!」と笑顔でロングライドに出発する師匠を、「いってらっしゃい」となんの罪悪感もなく笑顔で送り出せるのが最高。。。(笑)

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