不眠解消は一日にしてならず(耳栓着けたりヤクルト1000飲んだりした話)

年号が令和になってはや3年ちょっと。私はその間、一日も欠かさず睡眠時間を記録し続けています。

睡眠時間集計グラフ


ごちゃごちゃしていますが、青い線が毎日の睡眠時間、紫の線が一か月の平均睡眠時間なので、そこだけ見ていただければいいかと。

現実的には、平成も20日程度含まれていますが、まあそれは些事なので。

で、見ての通り令和元年は平均6時間睡眠にすら達していません。
とはいってもうつから職場復帰して数年たって、働けるようにはなったけど、不眠傾向が強く、かといって睡眠安定剤を飲むと日中まったく頭が働かないしという状態。

不眠傾向はあまり気にしていなかったのですが、とはいってもネット上の友人に

「いや君、ショートスリーパーでないときつい睡眠時間やで」

といわれていよいよ焦って、睡眠時間の記録に入ったのでした。

ネット上の友人だったので現在では連絡取れないですが、私の半分の年齢だったのですが、本当にその人からはメンタルのことに関していろんなことを学びました。私の方は大して力になれなかったのは悔やんでいます。


で、見にくいので拡大した奴

そこまで表示させてないのですが、四半期ごとの1日当たりの平均睡眠時間で6月を超えたのが、令和2年の春季(’4~6月)になっています。

このころ、私は役職的には下のままですが、マネジメントを行うという立場になりました。
やりがいはあったし、むしろプレーヤーというよりマネージャー向きだなと自覚できたし、自信はついたけど、挫折も多く消耗も大きいという日々でした。
4~5月は非常に充実していたのですが、この6月後半に体力の限界がきて2~3日職場に行けないという状態になっています。

で、実はその前年に、あたらめて記録したら思いの外睡眠時間が少ないということで(その時点で結構睡眠時間が伸びていたのにもかかわらず)その前の冬から、例えば睡眠1時間前からネットをやらないとか、風呂は早めに入るとか、そういう対策をとっていたので、その成果もあったのかなと。


で、次の転機が

このがくんと上がっている、令和3年の6月かなと。
実はこのことから寝るときにしっかりしたアイマスクを着けたり、強めの耳栓を着けたりという対策を始めています。
というか、ちょうど自分に合う商品を見つけた段階でした。

そのとき買ったのはこれではないけど、その後いくつか試して最終的に一番自分に合ったもの。


これも、最終的に現在使っているもの。


業務的にはこのころ、色々再編があり、結局一プレーヤーに戻ってやっていたのですが、とはいってもちょっとコロナ対応でトラブルがあり、上司もお子さんの学級閉鎖で休みがちで、頻繁に来る非常時に下っ端の俺がリーダーシップをとっている時期でした。

このころもたぶんこのくらいに限界が来ています。
ちょっと不眠っぽい時期も5月に有ったこともあり、抜本的に改善するため、呼吸に対する理解を深めて、つねに深い呼吸を身に着けた時期でした。

前年から脈拍からストレス状態を計測していたのですが、ストレス値が高いことが多く、しかしながらこのころから脈拍から計測するストレス状態が低い数値が出るようになってきていました。

長く眠れるようになったももそうだし、このころになると「6時間以下睡眠の頻度が、以前に比べてかなり少なくなってきています。



そして、表示上の最新、今年の5月の睡眠時間です。
この月初めて、6時間30分を超える平均を出しています。なお、表示されていませんが6月は5月より数分さらに睡眠時間が長くなっています。

これについては原因ははっきりしています。

ヤクルト1000です。

実際には入手困難なので3週間ほどであきらめ、今はほかの乳酸菌飲料ですし、毎日ではないですし。
とはいえ、腸内環境の改善でここまで睡眠が改善するのかと。

正直、自分の場合はヤクルト1000を午前中に飲んでしまうと、夜は全く眠れませんでした。

しかも悪夢は見るし。


ただ、悪夢の悪夢度が下がっていき、それに伴い睡眠時間も伸びていきました。

具体的な悪夢度の下がり方としては

  1. テロに巻き込まれる夢

  2. 大震災で被災した時の夢

  3. 崖から延々と落ちていく夢

  4. 共〇党が職場で大演説かます夢

  5. 腰痛で鍼治療に行く夢

  6. 得意のマッサージで客の足をもんでたら、今までこんな凝り固まった脚見たことないって足たっだので、気合入れてもんでた夢

5以下は悪夢の範疇に入るのかもよくわからないです。


実際の所、平均睡眠時間がかなり余裕をもって6か月を超えるようになったR2.4あたりから、自分の仕事の成績が変わってきたなと感じます。

このころ、ようやく自分が職場に貢献できてると感じるようになれたし、実際失敗も多いけど、自分の長所を自覚して武器にできるようになったと感じています。

だれでもできて当然なことができないので、代わりに誰もできないことをやるということのやり方を実感した時でした。



とこんな感じで、不眠を解消するのに3年かかりました。
といっても6時間半睡眠なので、まだ不眠といえるでしょうが。

この結果を見て誤解してほしくないのですが、不眠解消は大変ということではないのです。

睡眠という、誰もが当たり前にやってきたことであるがゆえに考えてやったことがなく、一度歯車がかみ合わなくなると直せないのです。

長期間にわたって挑戦し続けるからこそ、良くなったり悪くなったりの繰り返しで、付け焼刃ではないあらゆる状況に対応できるやり方が身につくのです。

それともう一つ。
短期間で結果が出ないから大変ということではなく、長期間かかるからこそ、1日2日の短時間睡眠に一喜一憂する必要はないのです。



あとは、3大欲求のうち食欲と性欲は娯楽として見られることは多いのですが、睡眠はもっと楽しめるし、楽しんでいいと思っています。

もっと睡眠最優先でもいいんじゃない?



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