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複数プロダクトで"世界観"をつくる!スクラムマスターを経験した私がディップにジョインした理由

ディップDX事業本部は、バイトルやはたらこねっとなどの求人広告媒体を強みに持つディップが2019年に設立した新規事業部です。主力製品「コボット」を中心に、WebサービスやRPAなどを用いたサービスを展開しています。

ディップ社内のベンチャー企業のような位置づけであるDX事業本部。働くイメージが沸かない方も多いのではないでしょうか。そこで本企画では社員インタビューを実施。なぜディップDX事業本部を選んだの?仕事のやりがいは?ベンチャーとの違いは?赤裸々に語っていただきます。今回はPdMの島崎さんにお話をお聞きしました。

▼ 今回のインタビュイー
島崎純一(しまざきじゅんいち)

2010年、ソフトウェアの受託開発を手がける会社に新卒で入社。大手企業の受託開発を担当する。AWSなどの最新技術に触れてみたいと、2015年に転職。スマホアプリ開発のプロジェクトリーダーを担当する。採用管理システムのプロダクトチームにジョインし、スクラムマスターとしてチーム力改善に貢献。2021年6月に、PdMとしてディップDX事業本部にジョイン。


自分の適性を見極め、スクラムマスターに

ーーまずは島崎さんの経歴を教えていただきたいです。学生時代はどのように過ごしたんですか?

小学生のときから、ボーイスカウトのような地域の青少年育成団体に所属していました。子どもたち一人ひとりに、どんな成長をしたいか目的を設定。1年ごとに振り返りを設けて、子どもたちの成長を後押しする団体です。中学生の頃までは育てられる立場でしたが、高校生のときには育てる立場に。自分たちが関わることで、子どもたちの成長を感じられるのが面白かったですね。

その活動は月1回イベントを開催しており、企画から運用まですべて担当していました。運営サイドは週1回ほど集まりがあり、非常に忙しい毎日でしたね。大学生までこの活動に打ち込んでいました。

学問の面では、高専に通い、機械系の勉強をしていました。大学でも機械系を専攻しましたが、たまたまプログラミングの授業を受けて。パソコンを作ったのが、すごく楽しかったんです。そこでシステムの道にいきたいと、就活では教育体制が充実しているIT企業を探しました。

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――その後のキャリアについても教えてください。

新卒で入ったソフトウェア開発の会社では、開発の仕事を担当しました。その後、スマホが浸透し始めて、クラウドなどの最新技術も誕生。当時の開発もやりがいを感じていたのですが、自分も新しい技術に触れてみたいと思い、転職を決意しました。

転職直後は、希望通りスマホアプリ開発のプロジェクトリーダーをしていました。しかしアプリ開発が打ち切りに。採用管理システムプロジェクトにジョインすることになりました。

そのときふと、「これまでプログラミング一筋で頑張ってきたけれど、本当に自分の強みは開発なのだろうか」と感じたんです。そこで上司に希望を出し、保守サポートやお客様対応にジョインすることにしました。さまざまな仕事を経験し自分のキャリアについて見直すうちに、自分の強みはチーム作りや組織力向上にあると考え、スクラムマスターとしてプロダクトチームの組織カイゼンを担当しました。

プロダクトの世界観を創りたい

――転職を考えたきっかけを教えてください。

実は、転職するつもりはなかったんです。学生時代に青少年育成団体活動をしていた経験もあってか、チームや個人の成長を考えるスクラムマスターの立ち位置が自分にマッチしていると感じていました。また子どもが2人いたので、リスクを取るつもりはありませんでした。

あるとき、スクラムマスターとして成長するため、PdMの視座を学び始めました。そこで世界観を創るPdMの仕事に魅力を感じたんです。

そんなとき、プロダクト組織長の菅野さんがTwitterでフォローしてくれて。詳しくお話を聞くうちに、ディップの掲げている「Labor force solution company」という世界観を共につくりたいと思うようになりました。

――菅野さんに誘われたのがきっかけで、ディップだけを考えていたのですね。最終的にディップにジョインを決めた決め手を教えてください。

ディップDX事業本部の事業のビジョン共感はもちろん、自分が裁量をもって働けそうだと感じたことです。菅野さんに積極的にプロダクトに関わりたいという想いを伝えると、それを尊重してくれて。複数プロダクトに関われるのも、レベルアップしたい自分には魅力的でしたね。ここでなら、自分の描くキャリアを築けそうだと感じました。

また、子どもがいることについても、理解をしていただいて。休みを取ることへの配慮があるのは助かりましたし、思い切ってチャレンジすることができました。

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既存プロダクトを抱えながら、新規事業開発!?

ーー現在のお仕事内容を教えてください。

2021年7月リリースの人事労務コボットのPdMとして、リリース前から携わっています。ジョインしたタイミングはリリース前で非常に忙しく、開発周りからCS、オペレーションまで課題が山積みな状況。課題解決に即戦力として動けたのは、自分にとって大きな経験になったと感じています。リリース以降も、お客様の声をもとに改良を進めています。

また、現在は、プロダクトの新規開発にも携わっています。構想だけ決まっていたものから参画し、ビジネスとしてどんな価値を与えなければいけないか、技術調査やリーンキャンパス、バリュープロポジションの策定まで関わっています。今まで学んできたプロダクト開発が活かせて、非常にやりがいがありますね。

ーー業務内容は多岐に渡るのですね。また、PdMをしながら、新規事業開発をしている方はなかなかいないのではないでしょうか?

いないですよね(笑)。ディップならではだと思います。

ディップの強みは、PdMだけではなく、PMMも協力して動いていることです。かつ、パートナー企業とのOEM開発の形をとっています。一人に責任が集中するわけではないため、負荷が分散され、複数プロダクトに関われるのです。複数プロダクトを同時進行することで、経験値としても倍になっていると感じますね。

それにより、自分が取れる解決策も倍になっていると思います。一方で、時間が有限であるため、やりたいことをやりきれていないことにもどかしさも感じます。自分自身もレベルアップしながら、チームメンバーと改善していきたいですね。
※ディップのPdMの役割について詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

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パートナー企業を尊重しながら、カルチャーを作り上げる

――ディップDX事業本部のカルチャーについて教えてください。

全体的には、プロダクトを作っていこうという前向きな意識が強いですね。私がプロダクトへの熱意を語ると、賛同してくれるメンバーが非常に多いです。モチベーション高く仕事ができる環境が整っています。

また、プロダクト単位で考えたとき、人事労務コボットのチームのカルチャーは、私がPdMとしてカルチャーをつくり上げなければいけない立場です。パートナー企業様の文化も加味しながら、チームのカルチャー作りを進めています。

パートナー企業様は、単なる委託先ではありません。OEMは自分たちの製品として作る形であり、熱意や真剣さもひとしおです。共にプロダクトをよりよくしていこうという仲間がいるのは心強くもあり、一方でお互いに真剣だからこそ考えがぶつかることもあります。それをまとめることがディップのPdMの真髄だと思いますね。

――最後にここまで読んでくださった方へのメッセージをお願いします。

私自身、DX事業本部の世界観に共感しており、ワンストップで中小企業のDX化を進めることへの可能性を感じています。それを作るために小さい課題を一つ一つ乗り越えて、一歩一歩進んでいることが非常に楽しいです。中小企業の本質的なDX化を進めたいという想いのある方、ディップDX事業本部だからこそ経験できる業務がここにはあります。ご興味いただいた方は、まずはカジュアルにお話できるのを楽しみにしています。


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