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「複数のプロダクトのインフラを自ら決める」ディップDX事業本部でインフラエンジニアとして働く魅力とは?

ディップDX事業本部は、バイトルやはたらこねっとなどの求人広告媒体を強みに持つディップが2019年に設立した新規事業部です。主力製品「コボット」を中心に、WebサービスやRPAなどを用いたサービスを展開しています。

ディップ社内のベンチャー企業のような位置づけであるDX事業本部。働くイメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。そこで本企画ではインフラエンジニア向けにインタビューを実施。今回はプロダクト開発チーム課長の佐藤さんにDX事業本部のインフラエンジニアの特徴や、働く中でのやりがいをお聞きしました。

プロダクト開発チーム 課長 佐藤克洋
1998年 ゲーム会社にプログラマとして新卒で入社。2000年、Web制作会社でアルバイトをした後、日本最大の自動車専門サイトにて個人事業主、アルバイト、契約社員、CTOなど雇用形態を変えながらWeb開発に従事。その後5年間同僚と会社を立ち上げた後に、2020年7月ディップDX事業本部にジョイン。


開発、インフラ、社内SE、幅広く担うプロダクト開発チーム

――まずは、佐藤さんの経歴を教えてください。

これまで、Zホールディングスの子会社になっている株式会社カービューのCTOなど、フロント、バックエンド、インフラ問わず、さまざまなエンジニアリングを経験しました。2015年には同僚とともにスタートアップを立ち上げ。しかし、コロナ禍もあって、次のチャレンジとして転職活動を始めました。

――ディップを選んだ理由を教えてください。

会社をあげて、DXに取り組もうとしていたところです。DXは当時から興味がある領域だったんです。ディップであればこれまでの経験を活かしながら、新しいチャレンジができそうだと考え、ジョインを決めました。

――現在の仕事内容を教えてください。

入社の時点で、インフラを整えて欲しいとの依頼を受け、インフラをメインで担当していました。現在は、プロダクト開発チームの課長として、チームが管轄しているWebアプリケーション開発、インフラ構築〜運用、社内SE的な業務を包括してみています。具体的には、プロダクトによってAWSを使ったりAzureを使ったりなど状況がさまざまなため、それらを管理して運営するのが役割です。インフラや社内SE的な支援業務ついては、毎日稼働しなければいけないことなので固定的な業務といえますが、一方のWebアプリケーションは常に新しい製品の開発があり、流動的な業務が多いです。

プロダクト開発チームは社員は私を含めて12名。Webアプリケーションが3名、インフラが3名、社内SEが2名、SESが3名、そして私を加えて12名です。それぞれ業務がかぶっている面もあり、兼務しながら仕事を進めています。

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👆 プロダクト開発チーム 課長 佐藤


インフラ領域の経験を「広く、深く」経験できる

――ディップDX事業本部のインフラエンジニアの特徴を教えてください。

これまでは内製しているプロダクトのインフラのみを担当していましたが、今期から外部パートナーさんと協業しているプロダクトに対しても、我々が入り込んで、インフラの改善を進めていくことになりました。業務の幅がさらに広がっています。

それを踏まえて、ディップのインフラエンジニアの特徴は、大きく3つあります。

1つ目は、ピボットの多さです。ディップではアジャイル開発を用いており、開発スピードが速く、何度もPDCAを回して開発する体制を取っています。そのため、つくったものを変更していくことも少なくありません。この過程を楽しめる人が向いていると思いますね。

2つ目はインフラ領域の経験を広く、深く積める点です。ディップでは、0→1のプロダクトもあれば、10→100のプロダクトもあります。そのため、規模に応じたインフラ構築〜運用が求められるため、1プロダクトに関わるよりも、インフラエンジニアとしてのスキルを身につけることができると思っています。

また、インフラ構築〜運用だけではなく、希望によって、SREのようなシステムの信頼性を向上させる役割を担うことも可能な環境です。そのため、インフラの知見を活かして、スキルを横展開していきたい人にも、マッチすると考えています。

3つ目は、それぞれのプロダクトによって使用しているプラットフォームが異なることです。大半がAWSですが、AzureやGCPを活用しているプロダクトもあります。どれも基本は同じですが、詳しい箇所は勉強しなければ身に付けられません。特に、外部パートナーにレビューに入るうえでは、我々にもレベルの高い知識やスキルが求められます。AWSやGCPなど、プロフェッサー契約先にサポートを得ながら、プロフェッショナルとして活躍していく必要があると考えています。

――ディップDX事業本部の現在の課題を教えてください。

プロダクトが急成長しているため、インフラにおいても品質の課題が顕在化しています。具体的には、安定的な稼働ができているかや、障害が起きたときにすぐに復旧できるか、属人化していないかなどです。内製しているプロダクトのみならず、外部パートナーとも協業しながら、改善を進めていく必要があります。

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ビジネス目線をもって、自分たちで意思決定ができる

――ディップDX事業本部のインフラエンジニアとして働く魅力を教えてください。

まずは、さまざまなプロダクトに携われることです。SIerと同じでは?と思うかもしれませんが、外部パートナーと協業しているものも、すべて自社プロダクトです。もっと良くしていかねば我々の売上につながりません。プロダクトに愛着を持って開発をしたい人や、ビジネス視点をもって取り組みたい人にはぴったりの環境です。

また、これまで事業会社やWebサービス企業に勤めてきた方にとっても、自分たちで意思決定をしてものづくりを進められるのは大きな魅力だと思います。現在、20~30のプロダクトがありますが、これから100、200とどんどん増えていきます。複数の新しいプロダクトのインフラを自分たちで決めて開発していけるのは、ディップでしか得られない経験だと思いますね。

ディップ全体としても、フルリモート制度を導入していたり、ハッカソンなどのイベントをしたりなど、働き方やスキルアップについても充実した体制が整っています。

――最後にここまで読んでくださった方へのメッセージをお願いします。

我々はこれからどんどん新しいものをつくっていきますし、リプレースする必要があればどんどんリプレースしていく精神で日々仕事をしています。常に新しいことをやりたい、自ら課題を見つけて提案し、実行に移せる人、大歓迎です。

SIerでさまざまなプロダクトに関わった経験や、事業会社で小さい規模からどんどんスケールした経験があると、即戦力として活躍していただけると思います。AWSの資格を持っている方も高く評価しています。とはいえ、未経験の分野があってもかまいません。インフラは常に新しい技術が更新されていくからです。勉強し続ける姿勢がある、熱意のある方を求めています。ともに新しい事業をつくっていきましょう。


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