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文系出身のプロダクトマネジャー1年目が 約1ヶ月で基本情報に受かった話

こんにちは!きりんと申します。
本日はタイトルの通り、基本情報技術者試験の勉強法をご紹介させていただきます。
自分は社会人として平日仕事をしながら勉強したため、時間を余りかけられずに試験に臨むことになったのですが、なんとか合格できました!
今後試験を受ける方にとって何かしらヒントになれば幸いです。

自己紹介

タイトルにある通り、自分はIT企業にてプロダクトマネジャーとして働いています。4月からプロダクトマネジャーと働いており、それまでは非ITの部署で働いていました。
また大学も文系学部出身のため、情報系の知識がない状態からのスタートでした。

仕事で開発に関する知識が必要な場面も多く、プログラミングなどを学ぶ前の基礎知識の習得を目的として基本情報技術者試験を受けました。

試験結果

試験結果は以下の通りです!どちらもギリギリの点数でした・・・

■午前試験
テクノロジー系の問題を多く落としてしまったのがもったいないですが、他の問題でカバーできたのがよかったです。このあとの勉強法にもつながりますが、登場頻度の高い知識問題(=知っていれば答えられる問題)をどれだけ覚えているか、が午前の高得点の鍵になっていると感じました。

得点:67
ストラテジ系:90%
マネジメント系:90%
テクノロジー系:54%

■午後試験
後半の「データ構造及びアルゴリズム」「ソフトウェア開発」で低くない点数をとれたことが鍵でした。あまり対策できていなかった選択問題1、2はひどい結果となってしまいました。

得点:67
情報セキュリティ:70%
選択問題1:46%
選択問題2:53%
データ構造及びアルゴリズム:88%
ソフトウェア開発(表計算ソフト):64%

試験までのスケジュール

試験日の約1ヶ月前に申し込みをし、対策を開始しました!(ギリギリすぎる・・笑)
試験日を先に決めることでやるしかない状況に自分を追い込めたことは後から考えるとよかったと思います。

  • 試験申し込み日(=勉強開始日):試験日の約1ヶ月前

  • 午前試験の対策:約2週間

  • 午後試験の対策:約2週間

  • 試験日(午前午後同日に受験)


具体的な勉強法

■勉強方針
まず大方針として、「アウトプットを前提としたインプットをする」ことを決めていました。具体的には以下です。こうすることで限られた時間の中で効率よく知識をインプットすることができました。

○(すること):まず過去問を大量にとき、わからなかった/間違えた部分を参考書やグーグルで調べて理解する
✗(しないこと):過去問を解く前に参考書を眺める

午前試験の対策
参考書はこちらを使いつつ
午前試験の対策はこちらのアプリにかなりお世話になりました。
携帯でいつでも過去問を解けることが最大の魅力で、電車の中など隙間時間で問題をとくことで勉強時間を確保していました。

具体的な平日/休日のスケジュールは以下です。
平日:1日1問(約1時間~1時間半)
休日:1日2〜3問(約5時間前後)

2週間で約7〜8年分(1年で2試験のため)の過去問を解くことができ、基礎知識と計算問題への慣れを獲得することができました。
過去問を数年分解いたあたりから、安定して合格点をこえられるようになりました。


■午後試験の対策
午後試験は参考書なしで挑み、こちらのサイトにかなりお世話になりました。


考え方は午前と同じでしたが、午後は前半の1週間と後半の1週間で過ごし方を変えました。
過ごし方を変えた理由として、午後は必須問題の点数ウェイトが大きい(※1)ため、より点数ウェイトが高いところの点数をとれるように時間をかけたかったためです。結果的にかけた時間と本番の点数がある程度比例していたため、この過ごし方のシフトはよかったと思っています。

前半:平日/休日で1日1問、過去問をとく(約3時間)
後半:必須問題である「セキュリティ」「データ構造及びアルゴリズム」「ソフトウェア開発」に絞って、毎日過去問をとく(1日約2時間)


※1)午後試験の点数配分

文系出身の自分にとっては、「データ構造及びアルゴリズム」「ソフトウェア開発」の問題は非常にハードルが高く、最初は全く解けないこともありました。

ただ、解けるようになるまでにプロセスをいくつかに分解すると、例えば以下のように分解でき、自分がどこまで理解できていて、どこから理解できていないのかを確かめながら勉強することで、理解を深めていくことができました。

「書いてあることが理解できる(日本語として処理の流れをイメージできる)」
「書いてあることをアルゴリズムに変換するとどうなるかイメージできる」
「具体的な数字をいれて1つ1つの処理の結果を計算できる」

このような勉強法によって、短い準備期間の中で良い結果を出すことができました。

最後に

振り返ると、効率よく勉強するという観点を意識して対策ができたと思っています。逆に時間をかけてしっかり内容を理解するという意味ではまだまだだと思っています。

今後試験を受ける方にとって何かしら参考になる情報があれば幸いです!
最後まで読んでいただきありがとうございました。





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