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春だ、梅だ、鶯だ。

新学期(こちらの学年度の後期は2月はじまり)に入ってからも、水墨画初挑戦の生徒さんたちが墨絵教室に加わったので、やはり基本の四君子から始めました。

梅の適当なお手本がなかったため、今回も自作。

描き終わって、写真に撮って、プリントアウトしてお手本完成。

しかし、何か描き加えたくなってしまい、今はこのようになっています。

当初の予定では、鳥一羽のはずだったんですよ。しかし。最初に描いたのが向かって右の真っすぐ急降下してる方。今からないところを想像するのは難しいと思いますが、この絵の左の小鳥がいないところを思い浮かべてみてください。

…いやもう、笑い取りたくて描いたんですね?って自問してしまいましたよ。だって、梅の枝と鳥の角度、直角ですよ、垂直に落ちていくんですよ、ありえない。
で、左の二羽目を付け加えたというわけです。構図的には何とか救えたかな、と思います。

この白梅を描いたのが先週。
今週は紅梅に鶯を乗っけてみました。

鶯、どうすれば鶯らしくなるんですかねえ。
愛らしいながらに貫禄も備えているあの表情。出ませんでした。
精進いたします。


昨日3月15日のお昼過ぎにニュースサイトを開いてみると、いきなりチェコの首相がポーランド、スロヴェニアの首相と共にキエフのゼレンスキー大統領を陣中見舞い、とのニュースが。隠していたのか、緊急決定だったのか、一般人としては推測するしかありませんが、夜にはすでに会見の様子のビデオが流れていました。

個人的には(政治に関して浅はかな見解しか持ち合わせていない人間には)今回の訪問がどんな意味を持つのか、本当に良いことなのか、分かりません。そんな大きな政治家が動くということは、多くの人を伴っての訪問となるでしょうし、もちろん戦中のキエフは危険と背中合わせだし、訪ねられた方も迷惑なのではないか、と。
昨日もパートナーにふざけ半分「ゼレンスキー氏の手を取って「貴方は一人じゃない!」って言うためなんかな」なんて言ってたんですが、なんと朝のニュースでチェコの首相は本当に「貴方たちは孤立していない」と改めてEUの支持を伝えたという話を聞きました。

昨年秋に就任したばかりのフィアラ現総理大臣はチェコ(1993年まではチェコスロヴァキア)独立以来(つまり1918年以来)、最高学歴(取得学位が最高)の首相だそうで、専門は政治学。私には到底見えていないところが見えているんでしょうから、きっと意義ある訪問だったのでしょう。

水墨画の習作から始まってまたその話題で終わるのかい、と思われるでしょうが、「ろしあ」と「うくらいな」(カタカナ表記)の二単語を使わなくても、この戦争の話は注意勧告されずにできるよ、ということを証明してみたくて。
何の話?という方は、こちらの前記事をご覧ください。


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