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【プロスポーツチームの社会貢献】日本財団HEROsでの取り組み

こんにちは。TOKYO DIME インターン 稲田りさです。

3人制プロバスケットボールチームTOKYO DIMEでは日頃から、チームとしての大会出場だけでなく、地域貢献活動・社会貢献活動も行っております。

特に2019年からは、日本財団 HEROsの活動に選手が参加させていただき共に活動をしており、本記事では2020年に行った、栃木県鹿沼市での被災地支援とHEROs LABでの高校生に向けた講義について紹介いたします。

栃木県鹿沼市での被災地支援

2020年1月19日(日)HEROsによる栃木県鹿沼市の復興支援活動が行われ、TOKYO DIMEからは岩下達郎選手が参加しました。

台風19号で甚大な被害を受けた鹿沼市は、3カ月経った1月時点でも未だに復旧できていない小学校があるなど、まだまだ支援が必要な状況でした。

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この鹿沼市での被災地支援では、熊本震災の被災地支援活動に取り組み、HEROs AWARD 2019を受賞したサッカー元日本代表の巻 誠一郎氏をリーダーに、HEROsアンバサダー含め13名のアスリートが、鹿沼市立粟野中学校を訪問。鹿沼市の子どもたちと交流しました。約200名の子どもたちとその家族、お手伝いしてくださった地域の方々など、大勢の方にお集まりいただきました。

集合写真

参加のアスリートは「スポーツチャレンジ交流」として子どもたちとスポーツ交流を実施。岩下選手は子どもたちにバスケットボール教室を開きました。

岩下選手は教室を通し、バスケットの技術そのものだけでなく、スポーツを楽しむこと、何事にも元気いっぱいに取り組むことを伝え、子供たちも真剣に参加しておりました。

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お昼はピザ窯で焼いた本格的な手作りピザと豚汁を楽しみ、その後は、岩下選手のこれまでの経験を踏まえ、子供たちに夢の持ち方や目標設定の方法などのモチベーショントークを行いました。

あっという間にイベントは進行し、閉会式では参加全アスリートのサイン入りの3x3ボールを鹿沼市立粟野中学校に寄付させていただきました。

イベントを通して子どもがアスリートと触れ合い笑顔になり、その姿を見て家族が笑顔になる。笑顔で溢れる会場を見て、地域の方々が元気になる。スポーツの力、そしてアスリートの力でそんな素敵な連鎖が起こりました。

中学校でのイベント後は、被災されたいちご農家を訪れ、鹿沼市長と被災地支援を共に行ったアスリートの方々といちご狩りをしました。

いちごの生産量が全国1位の栃木県では、県内の農業被害総額約57億円のうち、半分近い24億円がいちご農園の被害でした。今回訪れた廣田さんのいちご農家は2m以上浸水してしまい、300本以上のいちごの苗が被害にあったなどの被害状況を聞きました。

もぎたての甘いいちごを存分に楽しんだ後は、最後に、いちごをお土産として購入しアスリートと鹿沼市長で記念撮影。今回の支援活動を終えました。

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アスリート集合

当日の様子を約6分30秒のムービーにまとめましたのでぜひご覧ください。

日本財団によるイベントレポートはこちら


オンラインスクールHEROs LAB

日本財団HEROsでは、将来を担う若者にアスリートがスポーツで培った価値感や考えを伝え、学校では学ぶことのできないリアルな話を提供し新しい価値を創出することで社会を切り開く人材を育成するオンラインスクール HEROs LABを開講しています。

そのHEROs LABにて、岩下達郎選手も授業を開講。「プロバスケ選手兼グローバルビジネスマンが語る『目標設定&習慣化の技術』」と題し中高生に向けた講義を行いました。

講義の様子はこちらの動画からもご覧いただけます。

当日の様子のレポートはこちら↓

参加した中高生からは、

「一つの目標に捉われず小さな目標を含めて柔軟性を持って新たな視点を見つけることの大切さも実感した。大きな夢はぶらさずに小さいことから少しずつやっていこうと思った」

「自分の弱さを認める強さも大事だと感じた」

などさまざまな感想が述べられ講義は大盛況となりました。

以上、本記事では2020年における日本財団HEROsでの社会貢献活動を紹介いたしました。今後もTOKYO DIMEではこのような活動を継続してまいります。


文責:
TOKYO DIME インターン 稲田りさ



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