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ペット共生型福祉施設・バスケ強豪高校訪問〜人と人のつながり〜

皆さんこんにちは。
TOKYO DIME実習生のれーちゃんこと、大久保です!

最近は涼しい日が多く、夏の終わりを感じますね🍁
気温差が激しいので体調にはお気をつけください。

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早速ですが本題に入ります!

今年7月、埼玉県久喜市にあるペット共生型福祉施設「プレミアムわおん」にTOKYO DIME 代表の岡田さんと一緒に訪問いたしました。また、バスケットボール強豪校であり3x3大会への出場経験もある久喜高校にも合わせて訪問いたしました。

いつもは先輩たちと一緒に帯同ですが、今回の訪問では帯同スタッフは私一人だけという重要な役割を与えられましたので、その時のことをしっかりレポートしたいと思います!

プレミアムわおんとは、保護犬・猫と暮らす 障がい者グループホームです。

本来であれば殺処分される運命だった犬や猫を預かり、障がい者の方々と一緒に暮らすことで、1頭でも多くの犬や猫の尊い命を救えるとともに、動物と共に生きることで障がい者の方々の生活の質を向上させるという趣旨で運営されています。

動物を「飼う」のではなくて、「共に生きる」ことを大切にしていて、障がいや病気があっても当たり前に動物と暮らせる地域社会をプレミアムわおんでは実現しているのです。

また、このグループホームでは障がい者の方たちへの社会問題にも目を向けています。例えば、70〜80代のいわゆる団塊世代の方々には40〜50代の子供がいたりしますが、その子供たちに障がいがある場合、将来的にお世話をすることが難しくなるなど様々な問題が生じます。そういった方々の支援にも力を入れ、働く場所を一緒に探したり、生活で必要な掃除や料理、洗濯などこれから自立できるようなサポートを行っています。

これらのようにプレミアムわおんは、犬や猫などの動物保護、そして障がい者の方達への自立支援や豊かな生活のお手伝いをしている、とても温かいグループホームです。

私が岡田さんと最初に訪問したのは、プレミアムわおん久喜高校前という女子寮でした。

プレミアムわおんを運営するのは、TOKYO DIMEのサポートカンパニーでもある中村コミュニケーションズ様及びそのグループ会社の合同会社NPライフケア様です。今回は、同社代表の中村さんと門井さん、プレミアムわおんの入居者のお二人、そして久喜市の梅田市長もこの会の趣旨に賛同し訪問して頂くことになり、TOKYO DIMEを合わせた4者による交流会を実施しました。

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交流会では、施設を運営するまでの中村代表の想いや、入居者のお二人の話を聞くことができました。

入居者のお二人は障がいを持ちながらもしっかりと社会でお仕事をしており、男性の入居者さんは職場でリーダーを任されていることなど、どのような仕事をされているのかなどを具体的に教えてくださり、とても生き生きとした様子でお話してくれました。また、バスケをしたこともあったようで、バスケのルールの疑問点を岡田さんに問いかけたりと、交流会はとても盛り上がりました!

また、女性の入居者さんはお仕事の前にご自身でお弁当を作って持って行ったり、洗濯や掃除、料理などもしっかりされているようです。寮母さんや同じ入居している友達と一緒にご飯を食べたりテレビを見たり、みんなで恋話などのトークで盛り上がったり、この施設でとても楽しく生活されていることが伝わってきました。

そしてこの方は女性寮で共に暮らしている保護犬2頭のお世話を一番率先して中心になってされているそうで、交流会中に吠えた時も注意するとすぐに静かになっていました!

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兄弟でみるく(上)とくるみ(下)と名前もあり、とても可愛かったです🥲

中村代表が「この施設は自立支援を主としているので、その時が来ればいつか旅立ってしまう。みんな家族のような存在だから寂しい気持ちもあるけど、自立して出発できる日があれば、それほど嬉しいことはない」とおっしゃっていました。一つ一つの会話の中で、中村代表が入居者さんたちのことを大切に思われていることがとても伝わってきました。

皆さんでそれぞれの立場からの思いや考えをお話しし合い、笑いも多々起こり、とても楽しい時間となりました。



次に向かったのは埼玉県立久喜高等学校です!!

久喜高校のバスケットボール部は3人制バスケにも力を入れており、第7回U18 3x3 日本選手権優勝という輝かしい実績を持っています。

選手の中には将来プロ選手を目指している子もいて、Bリーガーでもある岡田さんがくることにとても喜んでいる様子でした!✨

’TOKYO DIMEがやってくる!パネルディスカッション’’という題目をつけていただき、先程の交流会のメンバーに加え、久喜高校の選手から2選手が参加し、パネルディスカッションを行いました。

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ディスカッションは、「スポーツについて」「障がいについて」というテーマに沿って行われました。最後に、「夢について」を語り、締めくくりました。

私がその中で、とても心に残ったお話をご紹介します🤲

ーー障がいについて

中村代表のお話です。
学生の頃に「障がいについて」の作文を書く授業があったそうです。その時、中村代表は「この作文を書くこと自体が、障がいのある方たちへ普通とは違うという意識を持つことになるのではないか?そもそもこんな作文を書く必要があるのか?」と書いたそうです。

学生の頃からこのようなことを感じしっかりと言葉で表現し、その気持ちを今も変えることなくプレミアムわおんというグループホームを作り、障がいのある方たちへの支援をしていることに、本当に感銘を受けました。

岡田さんは、Bリーガーでありながら公認会計士の試験を受けて合格されたときのご自身の体験をお話していました。
Bリーガーであってもバスケと何か他のことをしていてもいいし、特に3x3は選手をしながら仕事などをしている人が多くいるので、その多様性を受け入れる雰囲気になってほしいとおっしゃっていました。

それは障がいのある方々や人間そのものにも言えることで、いろんな方達がいて、みんな違っていて当たり前で、それに違和感を感じない時代や雰囲気になっていけばいいなと感じました。

ーー夢について

中村代表は、人の心の中に障がい者という概念を無くしたいとおっしゃっていました。
電車やバスなどには優先席があります。しかしそのような席を作るから、そうではない席ができてしまう。という例え話を聞いて、確かにと思いました。
世界を変えるとか、そんな大きなことではなくとも自分の周りの本当に小さいことに目を向けて助け合って行けたらいいというお言葉がありました。目を向ける場所や考え方は人それぞれですが、私なら何に目を向けて何を変えればいいだろうかと、考えるきっかけになりました。

最後に、久喜高校バスケ部のお二人の夢を聞きました。二人とも将来はプロのバスケットボール選手になりたいそうです。

驚いたのが、ただそれだけではなく、
その夢を通じて魅力のある人になり、選手としても一人の人間としても誰かに感動や影響を与えられる人になりたい

バスケをこれからずっと続けられるわけではないので、自分からバスケをとったとしても大丈夫な人になりたい。

と言っていました。
私は高校を2年半前に卒業したばかりで年代もまだ近いですが、この高校生たちの素晴らしい夢のお話にとても刺激を受けましたし、このようなしっかりした考え方が出来るのはきっと日々の先生の指導が素晴らしいからなのだろうな、と思いました。

そしてパネルディスカッションが終わった後は、岡田さんによる3x3の特別指導を行いました!
久喜高校はこの後日開催されたJAPAN TOUR 2021 EXTREME Round.4の出場を控えていたのもあり、みんなとても気合の入った表情で岡田さんの指導を聞いていました。
(※実はこのジャパンツアー同ラウンドにはTOKYO DIME女子も出場しており、対戦もいたしました😳)

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こうしてとても盛り上がったプレミアムわおんと久喜高校への訪問を終えました。

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この訪問および帯同では、普段ではあまり関わることの出来ない方々とお会いする事ができ、貴重なお話を直接聞くことができ、実習生として大変勉強になりました。

これで今回のnote終わります!
最後まで読んでいただきありがとうございます✊


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TOKYO DIME 実習生
大久保 礼央奈


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