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はじめてのnote②: おじさんのTwitter離れ

 前回のつづきです。

 本が読めなくなったり長い文章が書けなくなったのは、もちろんうつ病のせいもあるでしょうけど、それとは別に、加齢がひとつの理由としてあるかもしれません。文章に向き合うにも体力はいるものですし、あと目がだんだん悪くなってきています。老眼ですね(わたしはことし令和6年で53歳になります)。同年代の友人知人は口々に「目が見えなくなってきて、それまで好きだった読書がおっくうになった」と言いますし、そういうものなのでしょう。

 まあそれはさておき。
 そんなわけで令和元年ごろをさかいに読書とも作文とも疎遠になってしまって、そのほかの趣味もなんだか楽しめず、やっていたことといえばTwitter(自称X)ばかり。あれって不思議なものですねえ、次から次へ流れてくる情報をいつまでも眺めていられるんですよねえ(でもYouTubeの動画は実用的なものでもないかぎり見ているのが苦痛。動画だと時間かかるから言いたいことは整理して文章にしてほしい、と思っちゃう)。
 ところが最近、ちょっと自分のなかで、Twitter離れみたいなことが起こったのです。イーロン・マスクがTwitterを買って以降、個人的には改悪としか思えないような変更がちょこちょこなされるのがすごくイヤでイヤで。2023年の秋、イーロンがいいねとリツイートを非表示にしようと考えている、という報道があったとき、もしそうなったらいよいよTwitterから離れることにしよう、とは決めていました。
 そんな折もおり、東京都知事選にあたって、候補者やその支持者を誹謗中傷するツイートが数多く流れてくるのに、つくづく辟易してしまったんですね(いろいろなお考えがあると思いますが、わたしはじぶんの政治的主張や投票する候補者について、ネットであれこれ書くことはしていません)。昔だったらミュートワードを設定してやりすごしていたけど、もうそんな手間もかけたくない。もちろんそういうタイムラインなりおすすめ欄を構築したのはほかならぬ自分自身なんですが、このとき、Twitterでやりとりする皆さんのことはとても大切に思っているけれど、自分はいまTwitterとちょっと距離をおくべきだな、とぼんやり感じました。

 さて、そしたらちょっと気が早いけど、自分の新しい居場所をネットのどこに構えようかなあ、と考えたわけです。SNSならBlueskyかInstagramか、あるいは以前作って放置したままのBloggerか、あるいはTumblrなんてどうだろう……?
 でもまあねえ、そんな長い文章はもう書けないけどねえ……と、1年前に中古美品を衝動買いしたままこれまたほったらかしていたポメラをひっぱりだしてきてこちょこちょといじくりつつ「DM250」で検索していたら、noteの記事がいくつかヒットしたんですね。noteかー、そういえば以前アカウントだけ作ったっけなー。noteねーnote……

……noteいいんじゃない!?

 つづく!

なぜ持っているんだ

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