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はじめてのnote③: ちょっとだけ、ためしに書いてみようかな

 前回のつづきです。

 なんで文章書けないって思ってるのにポメラ買ってんの? という疑問はしごくごもっともであります。が、わたくしカッコいいガジェットには目がないミーハーなオタクでありまして……特にこういう単機能に特化した、トガったデバイスが大々々々好物なんですね。1年ほど前に某フリマサイトに出物があったのを、そのうちlinuxでも入れて遊ぼうかなと思って買ったんです。
 いや、この愛すべきワードプロセッサ・ポメラDM250については日をあらためてまた。そう、今回はnoteの話でした。

 令和6年7月8日、ひどく暑かった日のこと。さて、こんどはネットのどこに自分のねぐらを構えようか……と思案していて、突然ポッと降ってわいたこの『note』という選択肢に、わたくし自分でビックリしてしまいました。
 noteだって! なんかあの、ちょっとオシャレで洗練された感じの、ユーザーがみんなちゃんとしてそうな、いかにも今どきのメディアプラットフォーム然としたあのnote! 2014年のサービス開始直後にアカウントだけは作って持ってるけど、こんなおれみたいなのがnoteを使うだなんて、そんなこと許されるのかしらん。
 と戸惑いつつも、わたしはこのアイディアに、ひどくわくわくもしていました。noteというこれまでほとんどご縁のなかったところへ引っ越すことの新奇性にはもちろん、文章を書いてそれを誰かに読んでもらう、ということをまたやってみてもいいのかも、と思ったら、なんだか目の前がパッと開けるような気がしたのです。
 ものすごく久しぶりだけど、ちょっとだけ、ためしに書いてみようかな。
 おずおずと「noteの使いかた」を読み、あれこれ設定をととのえて、慣れないエディタに四苦八苦しつつどうにかかたちにしたのが、いま皆さんがお読みのこれです。
 以前には脳みそで考えたことがたちまち文章にできて、指先からキーボードをつうじてするすると画面のなかへ流れこんでいくようだったのに、久しぶりのいまでは必死にことばをひねり出してようやく一行二行、という感じ。ちゃんと日本語になっているのかさえよくわかりません。
 でも、ひさしぶりにこうして文章を書いてみて、出来はさておき、ぜんぜん悪くない、むしろなんだか清々しい気分です。

 そんなわけで「はじめてのnote」、ようやく書き終えました。しばらくnoteに間借りさせていただきます、どうぞよろしくお願いいたします。とはいえわたくし非常に気まぐれなたちでございまして、書きたいときに! 書きたいことだけ! しか書きませんが、ときどき衰えた作文能力のリハビリにおつきあいいただければ幸いです。

おわり


追記:
先に謝っておきます、ごめんなさい。
わたしには、
「公開した記事の文章をあとからちょこちょこ手直ししたり整えたりする」
という悪癖があります。
ヘイデン・クリステンセンだったはずがいつのまにかセバスチャン・ショウになってたくらいのことは平気でやりますので、そういうものだと思っていてください(なぜ順番が逆なのかといえば、あのシーン、わたしはセバスチャン・ショウのほうが好みだからです)。

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