【い】糸をたぐるのは意図。愛しいと思うか、厭(いと)うか

タイトル50音縛り。
かるたみたいに、【あ】【い】【う】……で【ん】まで書くという遊びをしています。

第2回【い】は、

糸をたぐるのは意図。愛しいと思うか、厭(いと)うか

なんだかダジャレみたいなタイトルですけど、気に入って繰り返し考えてるテーマの一つです。

まず、糸と言えばこの歌。

縦の糸はあなた　横の糸は私
逢うべき糸に　出逢えることを
人は　仕合わせと呼びます

中島みゆき『糸』

僕には30年来の親友が2人います。
よくまぁ、僕なぞに30年も。ありがたいです。

「そんな親友いないよ」って言う人と僕を比べても僕の方が良い人だと思うことは無いので、「完全に運だなぁ。仕合わせだなぁ」としみじみ思います。

また、僕には10年以上、月イチペースで通い続けているスパゲッティ屋さんがあります。
大阪にある、『ロッソおじさんの店』。

僕は三重県に住んでいるので、電車と徒歩で2時間強の距離です。

この話をすると「遠いね」って反応をされることが多いですが、「世界一美味しいお店に日帰りで行けるのだから、むしろめっちゃ近い」と思っています。

めぐり逢えた縁は、ふしぎな糸。
人の思惑が届かない何かの存在を、感じることはあります。

しかし、その糸を愛しいと思いたぐり寄せるのは、人の意図なのだと思います。

厭(いと)うことも出来るのですから。

電車の車窓からたくさんの営み(いとなみ)を眺めていると、どれだけの人が自分の思いを射通す(いとおす)ことができるだろう、なんて考えますね。

そろそろうるさくなってきた！🤣(笑)

ここまでにします。