ドキュメンタルシーズン10を見た!(ネタバレなし)
そんなに笑わなかったけど面白かったです。
というのもこの番組を僕は、
お笑い思考実験として見てる部分が大きくて。
・自分が出たらどう勝ちに行くか?
(自分がどのタイプの芸人なのかを仮定して)
・ザコシは、久保田は、いまどんな精神状態なのか?
・松ちゃんは何をどう考えて笑ってる?
・僕が笑ったのはどこ?なぜ?
↑こんなことを考えながら見るの、楽しい!
つまらないって批判も多いみたいだけど、
それはもはや視聴者みんなに
「ドキュメンタルとはこうあるべき」
ってものが出来上がってるということだと思う。
坂東英二が出てた第1回(幻のシーズン0)では
やる側も見る側もよくわからんものでした。
それが回を重ねて、今回のチャンピオン大会。
実験色は薄れて、フツーの娯楽になってる。
それ自体、すごいことだと思うのです。
僕は『ドキュメンタル』が、
シーズン10まで続くフォーマットだったこと自体が面白いと感じています。
『すべらない話』『IPPONグランプリ』『ドキュメンタル』と。
ちょっと、松本さん周りのフォーマットの強さは異常ですね。
どこまで松本さんの意向が入ってるのか想像するのも、とても面白いです。
さて。
チャンピオン大会ということは、
視聴者もプレーヤーも松ちゃんも
全プレーヤーの戦い方を知ってるということ。
そこが新しくて、考えがいがありました。
ただ、僕があんまり笑わなかったのも、そのせい。
「裏切り」や「新しさ」で笑う。
僕はやはり、そういう人のようです。
その点ではネットで叩かれてるあの人…
つまんなかったけど居てくれてよかったです。
どう出るのか、出ないのか、一番読めなかったのが彼でした。
もっとお金に困ってて「これで売れるんや!」って切迫感があったら、なお良かったかなぁ。
「スベリ笑い」みたいなもんまでむき出し。
やっぱりドキュメンタル、面白いです。
シーズン11以降、どうするのか。
普通に考えたら「プレーヤーを一新」ですけど…
さて。
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