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時代が追いついた男 ねづっち

飲みやら何やら、色々と重なってnoteの更新が3日くらい空いてしまった。
「ほぼ」毎日更新とはいえ、流石にこれはまずい。

物事を継続するってやはり凄い。
特に、誰からも評価されない状況で、1つのことを休みなくやり続けるって、ものすごくハードワーク。
でも、それをしたものにしか、チャンスは巡ってこないんだろうなと思う。

そんな困難なことを成し遂げた「継続は力なり」な男と言えば、自分の中ではある芸能人を思い浮かべる。
「ねづっち」さんである。


「整いました」でどんなお題にも瞬時に謎掛けを成立させる芸風で一時は、テレビでも売れていた男。
でも、流石に謎掛け一本で芸能界を生き残るのは厳しかったのだろう、いつの間にやらテレビで見る機会はほとんどなくなっていた。

そんな自分が彼のことを再び見るようになったのは、大学生のころ、先輩に「ねづっちのYoutubeチャンネルとか凄いで」とオススメされたこと。

彼は、Youtubeでもひたすら謎掛けする動画を投稿しまくっていた。
何か小話を1つして、その小話に関係する単語で謎掛けを1つする。
そんなフォーマットで、1分くらいの動画をほぼ毎日投稿していた。


でも、再生回数は200再生くらい。雀の涙である。
非常に哀愁があった。

でも、動画自体のクオリティはさすがの名人芸で、普通に面白い。
本当によくあれだけ、小話とそれに関係する謎掛けをコンスタントに思いつく。
だから、自分も毎日見るわけではないが、新着で出てきたら、たまに見る、といった感じで、ちょくちょく見ていた。


しかし、再生回数は大した伸びも見せず。
コロナの巣ごもり需要でVtuberや配信業界は大いに伸びたが、残念ながら1分以内で終わるねづっちの動画に、時間を潰したい巣ごもり需要の恩恵もなく。ずっと200再生くらいで毎日動画を投稿しつづけていた。。

そんな彼に、転機が訪れる。
short動画の大流行である。


TiktokやYoutube Shortなど、1分以内、何なら30秒以内な動画が主流になっていく。
そして、このフォーマットはねづっちさんの謎掛けという動画投稿スタイルにバッチリ合っていた。

何しろ、1つのネタが数秒で終わるのが謎掛けだから。

彼のshort動画は数百万再生回数の動画ばかりになっていく。
(short以外は数千再生回数くらいだけど…いやそれでも凄いんですけどね)

まさに、時代が追いついたと言えるだろう。


たゆまぬ努力の成果

彼の凄さは、バズるための短期的な努力の成果ではなく、それこそインターネットがない時代から積み重ねた「謎掛け」という一芸で、再び陽の光を浴びたこと。

何十年にもなる研鑽がその影にある。熱い話だ。

しかし、彼の脳内はどうなっているのだろうか…尋常ないくらいの頭の回転速度。きっと脳細胞が謎掛け用に独自進化してそう。


ねずっちさんを見習って、コツコツとnote投稿も頑張ります。

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