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2024年5月の好きになった曲
先月の好きになった曲を羅列していく。
「好きになった」のが先月、ということなので曲のリリースされた時期などはバラバラです。また、昔から好きだった曲が再燃して更に好きになっているものもあり。
TOMOO 「あわいに」
Youtube Musicくんがオススメしてくれた曲。一時期TOMOOのSuper ballを聞いてた影響かな。
歌がうまいのは当然なのだけども、シンプルにバックバンドの演奏が大好き。楽しそうな曲だけども、なにげに超絶技巧な気がする。センスの塊というか。パーカッションがかなり良い存在感を出していると思う。
こういう曲が売れる時代なのはいいなぁ。結構一昔前よりも、バンドバンドした曲が売れる時代なのではないだろうか。ロック一辺倒の時代よりも好きかも。ポップスはこうであってほしい。
ROCKY CHACK 「リンゴ日和~The Wolf Whistling Song」
狼と香辛料が再アニメ化ということで。旧アニメのほう、内容は全然覚えてないけども、このEDだけかすかに記憶に残っていた。
こういう平和なEDっていいよね。作中の雰囲気をよく表した秀逸なEDだと思う。ファンタジーアニメのEDでこういうのやったのの初出ってこれなのかなぁ。「このすば」のEDとかこれに近いよね。自分のなかの元祖はこれ。
なぎら健壱 「葛飾にバッタを見た」
いつかなぎら健壱のライブに行きたいんです。日本が誇るフィンガーピッキングの名手だから。ただの酒飲んだくれではないのです。
その予習として色々と漁っている時に出会った曲。題名も含めていまのところ一番好き。ラスサビ(3分30秒ごろから)の良さはこのレコード版が最高。エレキの音色が素晴らしい。
でもこのライブも捨てがたい。フォークはライブで聞いてなんぼだしねぇ。
Wilson Pickett 「Hey Jude」
マッスル・ショールズという音楽スタジオにまつわる映画で出てきた曲。
流浪のギタリストが、スタジオの前にテントで座り込み、なんでもいいから弾かせろ!と主張してきて録音したら超テクだった、という面白話で流された曲。
そのギタリスト、後にオールマン・ブラザーズ・バンドを結成するデュアン・オールマンが、ピケットにこのアレンジを持ちかけたという。かっこよすぎる。ギターのおかずフレーズが良すぎ。他の楽器隊もさすがのクオリティ。黒人がhey judeを歌うとこうなるんだなぁ。
Clarence Carter 「Patches」
同じくマッスル・ショールズの映画から。映画を聞いた後だと泣けてまう。一番の名シーンだと思う。
スタジオを立ち上げた男の父が死んだ時、思わず曲を書いて信頼するソウルシンガーに歌わせた曲。歌っている側も、「あいつが書いたらならいい曲だろう」と信じて歌うのがまたかっこいい。
本当に、演出とかも含めていい映画だった。力強く、でも優しい歌声がたまらない。これは母ではなく、父の歌だよなぁ。タイトルも「Patch(つぎはぎ)」というのも泣ける。
Robert Flack 「Trade Winds」
バーの常連さんのオススメから。歌声も素晴らしいんだけども、控えめなドラムが大好き。
スティックで「カッ」って音を出す技法(クローズド・リムショット?)で一番かっこいいテイクだと思う。サビで盛り上がるのかと思いきや、ちょっとしか入りこまない、いぶし銀のドラムが本当に好き。
常連さんには歌じゃなくてそっちを聞くのね…と突っ込まれたけども。
でんぱ組.inc 「あした地球がこなごなになっても」
デッドデッド(以下略)を見ていて、一番インパクトのあったシーンでかかった曲。映画のために作られた曲かと思ったら違った。作詞は浅野いにおらしいけども。
でんぱ組のことは何も知らんけども、この曲はいい曲。しかし、あの映像とともに聞いたからこそここまで印象に残っている説もある。普通に聞いたら、多分聞き流していたような…つくづく音楽というのは難しい。でも、5月のラスト週はよく聞いていたらから、好きになった曲なのだ。
以上。映画の影響か、黒人歌手の曲が多かった。洋楽は積極的に探しに行くことはほとんどなくなったけど、こういう出会があると嬉しいねぇ。
ちなみに今月の買ってよかったCDとしてはフリーレンのサントラ。最高でした。
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