【ブルアカ】桑上カホとかいうキャラ
先日ブルアカに実装された桑上カホというキャラ。今更ではあるが、彼女について語りたい。
今までブルアカのガチャは完全に性能で引いていた。リリースされてから、有識者たちの評価が落ち着くまで待ってガチャを回す。
それも、しっかり天井分までは貯めて。そんなガチガチの効率重視ムーブだった。
が、それもこのキャラがリリースされるまでだった…
足りない石を1万円課金して補充し、天井まで回してゲットしました。痛い出費だ…しかも、多分神秘キャラの中では割りと最弱クラス。
見た目がどストライクすぎた
なんでそんな狂気に走ったか。
今回は完全に見た目一本釣り。
世間では、ど派手に晒されている横乳が話題になっているが、そこじゃない。いや、もちろん乳がデカいのは正義なんですが。あとは属性的にはケモミミ少女に属するだろうが、それも個人的には好きな属性ではない。
じゃあ、何だ、このどストライク感は…
その謎を解明するため、我々調査隊はアマゾンの奥地へと向かった――。
片目メカクレ
髪の毛やら眼帯やらで、目が隠れていること。これをメカクレと俗に言うらしい。
これの「片目カクレ」が個人的に好きなことが最近分かってきた。
男性キャラの片目カクレは、厨ニ感が強くてあまりすきになれないのだが、女性キャラのこれめっちゃ好きだ。髪の毛で片目が隠れてるの、何かエロい。
『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のイチゴもめちゃくちゃ可愛いなと思っていたけど、その原因もこれな気がする。
幼なじみという属性補正もあると思うけど…
袴(ロングスカート)
上半身はぶっ飛んだキャラデザだけども、下半身はしっかり袴で清楚な格好。これが大事。
ブルアカという作品、パッと見、狂ったキャラデザしているキャラも多いけど、以外と下半身は堅実なキャラデザしてくれているキャラも多い。そこが好きなところ。
メイドは割りとロングスカートに書いてくれるし、明らかに丸見えな超ショートスカートとかは描かない。
ホクロ
そして、これが新たに気づいた自分の性癖。「ホクロ」。
今まで全く刺さらなかった記憶しかないけども、そもそもアニメキャラでホクロキャラって意外と少なっかたし…
実はこっそり推していたブルアカのキャラ『スズミ』もよく考えたらホクロがある。EXスキル発動時にハッキリと見える、あのホクロ、めっちゃ良い…
あとは、ご存知の通り、メモロビは人権です。
ここ最近のメモロビは、わりとありがちな普通のメモロビが多かった中で、ブルアカらしい、癖が詰め込まれた、「透き通った」世界観でした…
キャラもエピソードも良い
そんでもって、モモトーク。本編での活躍はほぼないので、カホに関する性格などの描写はここに集中することになる。
まず、第一の魅力。
めちゃくちゃキツそうな見た目なのに、すっごい真面目なんです。この子。これもギャップでめっちゃ良い。
思えば、自分のブルアカの好きなキャラ、見た目と性格のギャップが激しい子が多いかもしれない。
先述したトキとか、クールビューティー系メイドだけども、ダブルピースしちゃうおちゃらけた子だし。「怖い顔」という設定だけど、めちゃくちゃ優しくてテロ集団だらけのゲヘナにおける頭脳派であるカヨコとかも大好き。
「萌えというのはギャップから生じるもの」理論を推しているので、当然と言えば、当然なんですけどね。
(関係ないけど、萌えってもう完全に死語だな…)
あとは、シンプルながらモモトークのストーリーも良かった。カホというキャラをよく表していて、キャラの魅力をシンプルに訴えている。
彼女は百鬼夜行連合学院という自分の学園の観光文化産業広報支援部の戦略リーダー。つまるところ、PR担当。忙しい陰陽部の副部長をやりながら、そんなことをしているのが何故か。
それは、百鬼夜行という学園を愛しているから。そこに関係する人々を愛おしいと思っているから。その愛、情熱にフォーカスしてモモトークのエピソードも構成されている。
その中でも、好きなエピソードを紹介したい。
百鬼夜行の魅力を先生に伝えようと、学園に招待して、観光デートをする名所を紹介するエピソード。当初は、歴史や魅力を語りながら、有名所を先生に紹介していくのだが…
その道中で、カホが好きな演劇の新公演が始まったり、推しである「チセ姫」の限定グッズ販売が開始されたり…
そんな嬉しいイベントの連続で、カホは紹介どころではない状態になる。ソワソワして、明らかに紹介に集中できなくなるカホ。
そんなカホに先生が言葉をかける。
「百鬼夜行を愛しているカホが愛しているモノを知ることは、百鬼夜行を知ることにつながるから、紹介してほしい」と。
それを聞いて、満面の笑みを浮かび、先生に自分の好きなことを紹介し始めるカホ。
そして、夜まで語り尽くしたあと、どうしてそんなに百鬼夜行のことが好きなのか、問われたカホはこう続ける。
このセリフ、めちゃくちゃ良い~!!
何かに情熱を持ってハマったことがある人は刺さるのではないだろうか。
特に、自分みたいに、誰かの「好き」が色濃く出ている作品が好きな自分にとっては、うなずくことしかできない。
そして、日本をモチーフにした、「百鬼夜行」に対してこのセリフを言ってくれているのが、ブルアカのスタッフからの熱い日本のサブカルコンテンツへのメッセージではないだろうか。
我々日本人が、少しずつ失い始めているコンテンツへの自信。それを取り戻させてくれるいいセリフだし、文化や作品に関して、改めて好きになれる、非常に良いセリフだ。
しんみりした雰囲気になったところで…
このブルアカらしいオチまで含めて最高のエピソード。
すごっく良い読後感だ。
そして、ピックアップ募集のこの句。
「好きの奥山添い遂げて」
ほんっとに、このスタッフは…最高です。
あなたの萌えが必ず見つかるRPG
Vtuber、名取さながブルアカのゲーム紹介をする際にいつも言っている発言。性癖のデパートとも言っている。これを凄まじく実感した。
自分でも気づかない、萌えポイントを発掘されるとは…
ブルアカのモモトーク、かなり当たり外れがあるのだが、間違いなくカホのモモトークは当たり。引いてよかった~。
桑上カホという1キャラに、ここまで語り尽くせるとは思わなんだ。以上!