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「ブルアカふぇす!」でDJと音楽の力を実感した

昨日、「ブルアカふぇす!」に行ってきた。幕張メッセで2日間に渡って行われる、ブルアカ3周年を祝うイベント。そのフェス全体の感想、というよりも、この記事ではその中で行われた「スペシャルDJステージ!」についての感想を書きたい。

そもそも、最近の自分のブルアカ熱から話をさせてほしい。正直、最近のブルアカに対するモチベはだいぶ下がっていた。noteを始めた初期のころは、ずっとブルアカの感想を書いていた自分が、最近ぱったりと書くのを止めていることから分かる通り。最終編で燃え尽きてしまったのだ。

自分はブルアカの何に一番魅力を感じていたかというと、ストーリーだった。最終編で最高潮を迎えた後、その後のメインストーリー、カルバノグ・百鬼夜行、そのどちらもそれほど刺さらなかった。期待値が高すぎたというのもあるが。どんどんとモチベーションが少なくなり、ログインする機会も少しずつ減っていた。

でも、この「ブルアカふぇす」のDJライブでモチベが復活した。ストーリーだけじゃなくて、ゲーム自体を愛していたことを思い出した。最高のBGM、意外と難易度高くて面白いゲーム性。ゲームとしても好きだったことを再自覚した。明日からまたログインして、再開しようと思わせるだけのパワーをもらえる、そんなライブだったのだ。


DJってかっこいい

なにげに、DJが流す音楽というのをしっかりと聞いたのは初めての経験だった。正直、「DJ」というポジションについて、本当にいるんか?と思っていたのが今までの印象。その場で演奏し、その時にしか出せない音をだすバンドと違って、「既にある音源を流しているだけじゃん」というのが浅はかな自分の考えだった。

このライブで真逆の印象になった。ドチャクソにかっこいいし、ライブで聞く意味があるなと実感した。ある程度の演奏の幅が制限されるバンドよりも、むしろDJが演奏する曲のほうがライブの楽しみがあるかもしれない。何しろその場で凄まじいアレンジがどんどんと重ねられていくのだから。

まだまだDJが演奏するライブ初心者な自分でも、色んな工夫がライブで行われているのを感じた。ちょっとしたSEを足して曲の印象を変えたり、はたまたスネアやベースを大胆に追加してみたり。そこに各DJのセンスが光り、個性が生まれていた。


特に、今回のライブでは2番目に登壇したKARUTさんのステージが最高だった。やっぱりライブでは盛り上がりたい。そんな客の要望に答えるがごとく、容赦ないアップテンポアレンジでガンガンフロア沸かせていた。すごくライブ慣れしていた気がする。

アレンジセンスも良かった。ほぼ全曲バリバリのアレンジがかかっていたのだが、そのどれもがCD収録してほしいくらいのカッコよさ。ボーカルがないだけに、こうしたゲームBGMのDJというのはすごくアレンジしやすくてDJと相性が良いのかもしれない。

2日目のステージは生配信で見たのだが、(曲だけは)大好きなゴズのBGMも流れたりして、2日目も現地に行けば良かったとすごく後悔した…


音楽の力を改めて実感

なんというか、音楽の力を実感できた1日だった。このDJライブを聞くまでは、完全にテンションが死んでいた。ブルアカに熱狂してたころなら絶対にパシャパシャと写真を撮っていた会場の設置物に心が動かない自分に、軽く絶望を感じたり。勝手にブルアカを完全引退した気分になっていた。

でも、このDJライブを聞いた後、「やっぱりブルアカが好きだー!」ってルフィみたいな笑顔になっていた。音楽の力って、本当にすごい。細かいことを吹き飛ばして、人を動かす力がある。またブルアカのBGMを聞くためにゲームを再開をしようかなと、素直にそう思えた。

後、ちょっとDJをやりたくなった。別にライブをしようというわけではなく。あんな感じで自分の好きな曲をアレンジできたらすっごく楽しいに違いない。今年のやりたいことに追加しておこう。

以上、DJの魅力と音楽の力強さを感じたライブレポでした。

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