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ギター弾きたいギター弾きたい

メンヘラみたいなタイトルをつけてしまった。タイトル通り、ギターを買いたい欲がすごいという日記。

夏のボーナスが支給された。個人的に、毎回ボーナスに合わせて何か大きな買い物をしようと決めている。全額貯金に回すつまんない人生じゃなくて、自分の好きなモノに思いっきりお金をぶち込めるチャンスなんだから、好きなものを買おう。そう決めてる。

で、今年の夏はなんに使おうかなと思ったときに、一番最初に思い浮かぶのが、ギター。


もう、本当に最近ギター購入のモチベが高い。それもこれも最近のアニメ界隈における、バンドをフューチャーした作品の多さと、それらが軒並み名作なことによる影響。チョロいオタクである。ただ、それらのアニメ作品がモチベの根幹的なものかというとそうでもない気もする。

どちらかというと、そうした作品を視聴してギターを始めたVtuberやら配信者からの影響が大きいかもしれない。楽しそうにギターを練習して、少しずつ上達していくのを発信されると、「オレもオレも!」という気分になってしまう。


これが、ギターを触ったこともない状態だったら購入になんの迷いもなく、楽器屋にGOしていただろう。しかし、厄介なことに自分はギター経験者なのだ。ガッツリ3年くらいやっていた。

残念ながら、全く上達はしなかった。指はそれなりに動くようになったのだが、天性のリズム感のなさと音痴という欠陥を補うことはできなかった。その欠点をなくす地道なトレーニングをするほどのモチベーションもなかった。

ギターというのは続けるだけでもそれなりにお金はかかる。弦にもお金がかかるし、拘っていろいろな音を作ろうとすると、何千円もするエフェクターやら何やらの機材を購入していかなきゃいけなくなる。

このお金を、何にもならないギターに費やすくらいなら、CDやライブにお金をかけて、アーティストに尽くしたほうが世のためと思って辞めてしまったのだ。


この時の敗北感が強く自分に根付いてしまっている。どうせ趣味なんだから、楽しければいいんじゃんと割り切ろうする自分に、昔の自分が語りかけてくるのだ。「一度諦めた、何にもならないものに時間を割くのか?」と…

そう、時間は有限なのだ。仕事もあり、こうしてnoteを更新しなきゃという中で、どれだけの練習時間が割けるのだろうか。個人的には今やっていて一番楽しいのは、noteを書くことだし、いい文章を書きたいというモチベーションはかなり高い。この状況で、ギターを再開することは、ギターもnoteも中途半端になりそうだなという憂いがあるのだ。


うん、こうやって合理的にギターという趣味を再開する必然性は全然ないことが確認できた。完璧に論破できる。

…でも、ギター弾きてぇ!!論理じゃないんよ!感情なんよ!!

しかも、厄介なことに、今一番欲しいギターが明確にあるのだがそれが超絶高いのだ。

この最低価格モデルでも、19万円。買えなくもないけど、気軽にチャレンジして「やっぱり辞めます笑」と言える価格ではない。でも、このデザインとFenderのチャレンジした機能美が大好きなんだよなぁ。

そんな最近の悩みを書いた記事。理性だけで生きることができれば、楽なのに。自分の中のザビーネ様があのセリフを言ってる。

「感情を処理できん人類はゴミだと教えたはずだがな…」
機動戦士ガンダムF91 ザビーネ・シャルのセリフより

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