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在宅勤務で困っていることがメタバースで解決!?

デジテック for YAMAGUCHI運営事務局 兼 Y-BASEスタッフのハラマルです。事務局では、メタバースの没入感にはまってしまうスタッフが続出しています。

先日、上長から、ハラマル君もアバターを作ってもらったらどうか?と提案がありました。これを受けて、スタッフが作成に着手したようですが、きっと、豚か熊あたりのアバターが出来上がるでしょう(笑)アバター作成が普通になったら、アバターによる嫌がらせも出てくるかもしれません。私はこれを、腹の丸さを誇張されるということで「ハラハラ」と呼んでみたいと思います。

しかし、アバターは「好きなものになれる」はずなのに、現実の人に寄せて作ろうとする意思が働くのはおもしろい現象ですね。かといって、私は、スタイルがいいイケメンのアバターを使う勇気はありません。結局、豚か熊を使うことになりそうです・・・。

さて、私もコロナ禍で在宅勤務(テレワーク・リモートワーク)にも挑戦してみました。今や、ごく普通のことになり、自分なりの「やり方」を掴みましたが、それでも、なかなか解決しない課題があります。皆さんはどうでしょうか?

テレワーク・リモートワークについては、導入に当たって、ネットワーク・セキュリティの確保が必要、紙書類のものは手元にないと作業が進まない、適した業務が限られる、などの課題があります。

また、こうした課題をクリアして、いざ実施するに当たっても、職場の人とのコミュニケーションが希薄になる、勤怠管理が困難、オン/オフの区別が難しい、机や椅子・専用部屋などが必要といった課題もあります。

うんうん、そうですね。やってみて、よく分かります。どれも当てはまりますね~。でも、私が一番課題だと思っていることは、これじゃないんです。私が在宅勤務で一番ストレスに感じるのは、職場にいる皆さんに私の姿が見えないことによって、私がどんな状態であっても、電話やチャットが入り込んでしまうことです!(共感もらえますかね?)

職場に出ていたとしたら、例えば、私が電話をしていたり、忙しそうに電卓を叩いていたり(笑)、独り言を言いながら文章を打っていたりしたら、どうでしょうか?後半の2つは置いておくとして、さすがに電話中には皆さん話しかけてこないと思います。

が、在宅勤務だと、私が電話中かどうか、忙しそうかどうかは、職場にいる方には分からないので、ドンドン連絡が入り込みます。コミュニケーションツールとして導入しているチャットツールで、この辺りをカバーしようと思っているのですが、これが逆効果に働くことがあります。いろんなグループで「@ハラマルさん」というメンション祭りになると、どれから対応すべきか、優先順位の判断が必要になります

このチャット、大変便利なのですが、中身を見ないと重要性・緊急性が分からないですよね~。メールの場合、題名から重要性・緊急性を推測し、「開くのは後にしよう」という判断ができるのですが、チャットの場合はこうはいきませんね。中身を見て優先順位を決めていくしかありません。(ただし、メールでも、緊急性がなさそうな題名で至急の要件を送ってくる方もいるので要注意です。)チャットは開けたら最後。既読が付いちゃうので、対応しないといけません。

また、在宅勤務なので、すぐにチャットや電話に対応しなかった場合、「コイツ、家でサボっているな?」と思われてしまうのではないか?という懸念も働くこともストレスです。どんな要件でも、とにかくすぐに反応しなければ!となってしまいます。

つまり、在宅勤務中は、やたらめったらとチャットが入り、早く対応しないとっ!と焦ってしまい、それでまたチャットが続いてしまい、「あれ、何からやるべきだったんだっけ」?という状況に陥ってしまいます。チャットに気を取られていると、新着通知機能のないグループウェアで至急の要件が入り込んでいます。要注意です。また、先日は、私用のスマホに、学校から「児童にコロナ陽性者が発生したので臨時休校します。午前中に児童を迎えに来てください」というメールが。気づくのが遅くなって、慌てて迎えに行ったところ、給食も中止になって、お腹を空かせて待っていました。ごめん!私用スマホのチェックも重要のようです。

という具合に、個人的には、在宅勤務中の一番の課題は、自分宛ての連絡が輻輳し、その中で優先順位を判断して処理したいのですが、なかなかそれが難しい、ということです。しかしながら、この状況下、在宅勤務なりテレワーク・リモートワークは、機会を限定するかどうかはありますが、便利な点、働き方改革に資する点などあり、しばらく続けることになりそうです。どうにかストレスなく在宅勤務できるようにならないかな~。

と思っていた中、メタバースです。あれ、これ、ひょっとしていいかも?メタバースで在宅勤務すれば、私がどんな作業をしているか、職場にいる方にも分かりますね。他の方と会話をしているときに、話しかけられることはなくなるでしょう。同時のメンション祭りからは解放される気がします。至急の要件がある人は、慌てて私に話しかけてくるでしょう。知らないところで、期限が迫っている用事が眠っているということはなくなる気がします。

リモートで仕事ができるというメリットと、相手の姿が見えるというメリットが重なり、新しい働き方が出来上がる気がします

ただ、さすがに現状では、ゴーグルを着けて1日仕事するのは大変そうですし、みんながゴーグルを持っている訳ではないので、すぐには実現しそうにありません。が、いろいろと取り組んでみたいですね。スタッフがいろいろと、何か企画できないかと検討中です。「デジテック for YAMAGUCHI」のSlackで、会員の方に、オキュラスクエストを持っている方がどれくらいいるかアンケート始めましたよ。お持ちの方が何人かいらっしゃると、おもしろい展開になるような気もしますが、皆さん、持っているのかな~?私も内容を知らないので、次のアクションを楽しみに待っています。

メタバース、単に面白そうという以上に、期待値大です。