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ポーランドは爆速LTE天国だった!!【SIMフリースマホと欧州ぐるぐる旅/中山智
旅バカライター中山が、2013年に欧州に約1ヵ月滞在したときの旅行記です。現地SIMの通信プランや各種価格は当時のもの。週刊アスキーPLUSで連載した記事の再掲ですが、3年近く経過しているので、デジタル&SIMフリースマホ事情をふくめいろいろと情勢はかなり変わってきていますので、【3年たって……】を文末に追記しています。
IFA取材に行くついでに、欧州をぐるぐる回って帰ってこようという今回の旅。次はドイツのベルリンを離れ、鉄道で一路ポーランドの首都ワルシャワに向かいます。
ワルシャワ中央駅到着
↑ベルリンから乗り込んだのは鉄道ベルリン・ワルシャワ・エクスプレス号。乗車時間は約6時間。
実は当初、ドイツからポーランドに行く予定はなく、ウクライナへの交通費を調べていたんですが、ベルリンから飛行機で飛ぶよりもワルシャワから飛行機で飛ぶ方が数万円も安かったのです。というわけで、あまり期待していなかったポーランドのワルシャワですが、これがデジタルトラベラー的に大当たりの国でした!
大当たりの理由は3つ。その1は、物価が西ヨーロッパと比べて安く、特にホテルがとても安かったこと。9月のヨーロッパは観光シーズンなので、ホテルはどこも高く、日本のビジネスホテルクラスでも1万円以上はざら。それがワルシャワで泊まったホテル『Premiere Classe Varsovie/Warszawa』は、1泊156.40ズローティー(約5000円)で予約できました。
数泊なら十分の広さ
↑ビジネスホテルクラスの大きさですが、ひとりで数泊するなら十分の広さ。
シャワーはちょっと狭め
↑バスタブはなく、カーテンで囲うシャワーブースがあるだけのスペース。
理由その2は、食費も安いこと。このところの円安傾向で、日本円に換算すると高めになってしまうのですが、それでもドイツより2割から3割は安い感じ。1ヵ月近い旅行ですと、この違いが最終的に大きな差になりますからね。
ガッツリ食べても安い
↑1プレートにカツレツにライスと野菜を炒めたもの3品をチョイスして、21.30ズローティー(約680円)。
ケバブ屋も多い
↑ヨーロッパでよく見かけるケバブ屋。10ズローティー(約320円)くらいから食べられます。
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