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デジタルマーケティングにおけるKPIとKGIの違いと正しい設定

デジタルマーケティングにおいて、マーケティング目標について「KPI」とか「KGI」という言葉が使われるのですが、結構似ている表現なので、違いがわかりにくいという声をよく聞きます。

そこで今回はこの「KPI」と「KGI」の違いについて見てみたいと思います。

デジタルマーケティングの現場ではKPIの方が使われている?

私の主観ですが、デジタルマーケティングの現場ではKPIの方がよく使われている印象があります。

KPIとはKey Performance Indicatorsの略で、「重要業績評価指標」の意味を持ちます。

これすなわち、達成目標(売上高など)に対する目標達成度合いを示す指標であり、達成目標の方はKGI(Key Goal Indicator/重要目標達成指標)とするのが正しいです。

それにも関わらずKPIの方が好んで使われている感じで、人によってはKGIという言葉自体を知らない方もいらっしゃるくらいです。

おそらく、「今度の商品は月にXX個売るぞ」みたいな組織目標があって、それに対して、「ではデジタルマーケティングではここまでやりましょう」というのをKPIと見ているからかなと思います。

KGI達成をデジタルマーケティングのKPIが支える構造

繰り返しになりますがKGIこそ目指すべき「最終目標」で、それを達成するまでの「過程」がKPIです。

つまり、新商品Aを100個売ることがKGIだとすると、そのためにデジタルマーケティングの力でECサイトを10,000ページビューさせましょうといったことはKPIになるんですね。

それゆえ、デジタルマーケティングの現場ではKPIが使われているのかなと思います。

KPIにせよKGIにせよデジタルマーケティングでは全て数字で目標を立てることが重要です

さて、大事なことはKPIにせよKGIにせよ、立てた目標はしっかりと達成していくことですよね。

そのために、基準が曖昧にならないように、どちらもしっかりと数字で設定すると良いと思います。

例えば「とにかく売れるだけ売れる」とか「SNS流行っているからとりあえずやってみよう」みたいなものは非常に曖昧なので、戦略も中途半端になりがちです。

デジタルはなんでも数字が取れる、データ分析できるのが最大の魅力ですから、「100pv」なのか「1,000pv」なのか、しっかり決めておくと良いと思います。

そうすれば自ずと、1,000pvするためにはクリック率1%の広告を100,000インプレッションさせなきゃいけないね、とか計算できますからね。

デジタルマーケティングにおけるKPIやKGIがわからなければ専門家に相談しよう

ただ、デジタルマーケティングに慣れていないと、どの程度の数字なら自分たちで達成可能なのかといったことが分かりづらいですよね。

もしデジタルマーケティングにおけるKPIやKGIについてお悩みであれば、一度私たちデジタルマーケティング大学校にご相談ください。

弊社では、企業様向けにデジタルマーケティングのコンサルティングや運用代行、インハウス化支援といったサービスを提供しています。

ぜひお気軽にお声がけください。



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