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動画を多くの人に見せたいときに最適なSNS広告、Facebook広告とLINE広告の比較

企業ではブランディングなどの目的で動画を作る機会が多くあるのではないかと思います。

特に昨今は動画編集や撮影がプロだけでない非常に身近なものになってきましたから、尚更でしょう。

そんなブランディング動画を多くの人に見せたいと思った場合、これまでだとテレビCMやトレインチャンネル・デジタルサイネージあたりが使われいましたが、最近ではやはりデジタルシフトでインターネット、それもSNSで配信するのが流行りです。

なぜかというと、蓄積された機械学習アルゴリズムによって、動画を見てくれるであろう人をしっかりとターゲティングし、そこに対して広告が配信されることから、テレビCMなどに比べて、無駄打ちがなく費用対効果が高いからです。

そこで今回はSNS広告の二本柱、Facebook広告とLINE広告において、動画再生を目的とした広告キャンペーンを実施する方法をお伝えしたいと思います。

Facebook広告の場合

Facebook広告の場合、「キャンペーンの目的:動画の再生回数アップ」というものが用意されていますので、こちらを使います。

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もともとFacebook広告は人気SNSのFacebookとInstagramに広告を出せる媒体なわけですが、ここに会員登録したユーザーは日頃よりコンテンツの閲覧や行動履歴を分析されており、その興味関心を機会的に推測されています。

その上で、広告との相性を判断し、マッチしそうな人に配信するので、ターゲティング精度が非常に高いのです。

また、Facebook広告では「ThruPlay」という評価方式を取り入れています。

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これは動画が15秒以下の場合は動画の視聴完了、15秒以上の動画の場合は、15秒時点までの動画再生で1ThruPlayがカウントされるものです。

ようは15秒間、本当に見てくれた場合のみ(興味を示さずに数秒しか見なかった人はここに入らない)に対して課金なので無駄遣いがないです。

きちんと成果保証してくれるという点で従来のテレビCMなどに比べて価値が高いと思います。

LINE広告の場合

LINE広告であれば「キャンペーンの目的:動画の再生 」がありますので、こちらを設定します。

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ご覧の通り、ここで配信できるのは動画で、動画を視聴する可能性が高い人に向けて広告を表示してくれます。

基本的な概念はFacebook広告と同じです。

ただ、LINE広告では最適化対象が「3秒」であり3秒再生したものをCPV(Cost Per View)としています。

つまり、Facebook広告の「ThruPlay15秒」より短いんですね。

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課金方式がインプレッションによるものであることからも、Facebook広告と比べると、とにかく露出する(たくさんの人の目に触れさせる)ことに重点が置かれているようです。

Facebook広告とLINE広告の比較

Facebook広告の考えは「本当に関心がありそうな人にしっかり見せる(その代わり、配信が限定されるので結果的にたくさんの人には露出しない)」こと。

これに対しLINEは「とにかくたくさん露出することが大事、3秒でも良い=一瞬だけでも気に留めてくれればそれで良い」という考え。

このどちらが良いのかは、動画の内容や配信の目的によって、意見が分かれるところではないかと思います。

そもそも真の最適化という意味では動画の作り方も変わってきますよね。

LINEの場合は、最初の3秒に言いたいことを詰め込まないといけないわけです。

そうしたことも踏まえながら配信先を検討いただくと良いかと思います。

デジタルマーケティング大学校では、企業のSNS運用やインターネット広告、動画制作などを総合的に支援するサービスを展開しております。

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