見出し画像

課題を解決する

Digital Innovation Studioの西崎です。
私の仕事は、色々な課題を解決することが主になっています。要望を満たすシステムを作ることも課題だと考えると、プログラムを書くことで解決する課題もありますが、それだけでなく、チームの行動に関するもの、お客様とのやりとりに関するものなど、多岐にわたるものを扱っています。
ご覧の方も、多かれ少なかれ課題解決を行うことは多いのではないでしょうか。

さて、課題の解決はどのように進めていけばよいでしょうか。

単純な課題で、解決策がすぐにわかるものは、行えばよいでしょう。こういったものは、課題として分類していないことも多いです。

もう少し複雑だけど、一連のステップに分解できて、順にやればいいもの。これも問題ありません。やりましょう。

問題は、解決策がわからないものです。これには、思いつくアプローチがいくつかあります。

まずは、とりあえず調べたり、試行錯誤したりする方法です。
課題が大きくなさそうだけど知識がない、というときにはよさそうです。私もよくやります。
このときに気をつけたいのは、このアプローチはどこまで進んだ、いつできそう、という見通しが立てづらい点です。なので、このアプローチを使う場合は、あらかじめ時間を決めて、その中で試す、時間になったら振り返ったり考え直したり、可能であれば諦める(解決できなくても、回避できる課題もよくあります)、といった判断を行うとよいでしょう。

次に、仮説を立てて一旦途中までで進めてみて、結果から再度課題を判断しなおす方法です。前に挙げたものと似ているように感じるかもしれませんが、課題が大きい場合には、試行錯誤するにも大きすぎて試行が思いつかなかったり、一定の時間の中で解決にたどりつくのが難しかったりすることがあるので、途中の着地点を定めることで少しずつ進めていくことを考えます。一旦進めることで、最初はその先が見えていなかった場合でも、進めるにつれて状況がわかってくることがあります。
このアプローチの場合でも、時間を決めて進めることについては前のアプローチと共通です。また、進めた結果が解決策に近づかないこともあるかもしれません。それでも、それがわかったことが収穫です。気を取り直して、また別の方法を取ってみることができます。 

では、結局どの方法がよいのでしょうか。
課題解決に一つの決まった方法はありません。様々な方法を取ることができますが、それぞれ向き、不向きがあります。
まずは、どんな課題か、ということを理解しましょう。表面的に見えるものだけではなく、真の課題は奥に隠されているかもしれません。
それから、解決とはどういう状態か、何が得られればいいのかを考えましょう。
課題に向き合い、単純か、それとも複雑か、ステップがわかるか、色々と試さないといけないのか、ではどこから試すか、ということを考える、それこそが課題解決へのステップではないでしょうか。

*このドキュメントに含まれる会社名及び製品は、各社の商標または登録商標であり、会社及び製品の名前、商標、または著作権は、それぞれの所有者に帰属します。

#課題解決 #アジャイル #AVANADE #デジタルイノベーター #アバナード


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?