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デジタルをダイレクトボンディングに利用する方法・前編(無料ソフトMeshmixerのみ使用)

はじめに

今回は無料ソフトMeshmixerのみ使用して、
簡易的なWAXUPを行う方法を解説します。
例として、左側方運動時の犬歯ガイドをワックスアップで作ってみます。

デジタルを使用しますが、やることはワックススパチュラとワックスを使う方法と同じです。
ですがあらかじめ作成された歯牙データを使用できることと、何度でもやり直せることは大きなメリットです。

前編・後編に分かれております。
前編はMeshmixerでのワックスアップのための編集の内容
後編はワックスアップした模型からダイレクトボンディング用シリコンコアを作成します。

早速解説を始めます。よろしくお願いします。


準備しましょう

まずはMeshmixerに歯牙テンプレートを入れておきます。

こちらを参照して、Brenes Tooth & Pontic Librariesを準備してください。

次いで、準備ができたらMeshmixerに口腔内スキャンしたSTLデータを読み込みます。

今回インポートする歯列データは3つです。
上顎歯列、下顎歯列、左側方運動時のスキャンです。

側方運動時のスキャンは、上下スキャン後のバイト採得を
「左側方運動で上下犬歯が一番近づくとき」の状態で採得し
そのままデータをマウントすることで得られます。

もし面倒だったりわかりにくければ、単に左チェックバイト時の
頬側面スキャンを入念に行うことでも代用できます。

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無料公開はこちらまでとなります。

必要な操作は 3D歯科 のブログに文章で記載しています。
もし操作に不安のある先生は、解説画像付きの有料noteを
ぜひご覧いただければと思います。
こちらには 3D歯科 のブログで紹介しきれなかった
細かいポイントを紹介しています。
もしよろしければ、noteも購読いただけると嬉しいです。

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