本格的CADソフトを買い切り低価格で!B4Dソフトウェア①基本のインストール方法
こんにちは。
3D歯科 です。
今回はフリーソフト、Blenderのアドオンである
B4Dという強力な歯科用CADソフトの紹介をします。
B4Dとは?
B4Dとは、Blender for Dentalの略であり、
Blenderという無料ソフトに追加する機能追加モジュールのようなものです。
すでに歯科界でも使用者の多い、Meshmixerと異なり
エグゾキャドやinLabと同様に本格的に補綴製作などを行える
多機能で、非常に強力なソフトです。
ですが多機能な分、なかなか初見ではとっつきにくいソフトです。
実のところ、インストールして快適に使用するまでに
越えなければならない壁がいくつもあります・・・
準備するもの
まずはパソコンが必ず必要です。
3D歯科 はM1 MacBook Airをメインで使用していますが
Windowsでも、他のより高速なMacでも構いません。
処理速度を思うと、なるべく高機能なPCが望ましいです。
それ以外に必要なものは最小限の英語力です。
現状B4Dは日本語に対応していません。
Blender自体は日本語対応がありますが、
B4Dをトラブルなく動かすためには英語設定にする必要があります。
手順通りにやり切る根気
正直言って、最近のアプリがインストールも使用方法も
ユーザーフレンドリーで説明書を読まなくても使用できるのに対し
B4Dは昔からのPCソフトのような手強さがあります。
わたし 3D歯科 も英語のマニュアル動画を
夜な夜な見続けて最小限の使用方法をマスターしていきましたが
まずインストールが本当に手強いです。
ですが、こちらのnoteでインストール手順ごとに
動画を載せて紹介します。
途中、おおよそ理解のできない操作もあるのですが、
わかりやすくまとめたので是非参考にして、
手順通りに進めてください。
手順書(ダウンロードとインストールまで)
Blenderをインストールする
まずはフリーソフトであるBlenderをダウンロードします。
この記事を記載時点の2022年8月現在は、
最新バージョンのBlender3.2をダウンロードします。
注意点としては、Blenderは頻繁に更新されますが、
B4Dが最新のBlenderに更新すると対応しなくなる
ということです。(わかりにくいですね)
また、Blenderをアップデートすると
B4Dアドオンも入れ直しになるようですので
アップデートする前には十分確認してください。
Blenderアップデートの際にはB4Dサポートにメールすれば
ライセンスキーの再発行をしてもらえます。
また、インストールに失敗してキーが消費された場合も
メールをすればかなり早い対応をしていただけるので安心です。
B4DサイトよりModel Designerをダウンロードする
B4Dのモジュール(機能追加)は一部無料のものもありますが、
基本的に有料です。
それを聞いただけでMeshmixerで良いや、という先生もいるかもしれませんが
最終補綴のクラウンが現実的な価格のソフトで扱えるほか
ワックスアップだけであれば3万円まででスタートできます。
(最終補綴クラウンまで揃えて10万円ほど)
無料の7日間トライアルもありますが、
初期設定の面倒さを考えると、基本ソフトであるModel Designerは
ぜひ購入してから始めたいものです。
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<2022年8月15日まで無料公開中です!>
今回の記事はModel Designerのインストールまでとなります。
他の設定や他の機能のインストールは②、③、と内容が続いております。
ご了承の上、購読をお願いいたします。
2024年更新
いつも購読ありがとうございます。
このたびBlenderFor Dentalのアップデートにより、
かなりインストールとアドオンの追加が簡単になり、単一のソフトで管理できるようになりました。(今までがあまりに難しかっただけ)
そのため、こちらの記事が陳腐化してしまいました。
ここまで購読いただいた方が多数いらっしゃいますので記事はそのままにしておきますが、申し訳ありませんがこれからB4Dを新規インストールする場合はもっと簡略化されています。
こちらの内容を参考にしなくてもインストーラーに従い作業が進められ、
また万が一の際には英語ですがインストールサポートも(基本は無料で)受けられるようになりました。
そのため今後はこちらの記事は購読いただく必要はありません。
Blender For Dentalは今後もアップデートを続けていますので、
ぜひ引き続きExocadなどの代替ソフトとして活用していただければと思います。
よろしくお願いいたします。
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