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【事業の創り方#27】不易流行

今日は不易流行についてです。
本質を追求しながらも流行を取り入れていくこと、についてです。

私がビジネスを始める際に重視していることに
「人間の根本的な悩みにどう応えているか」があります。

例えば、美容や健康業界であれば、
「もっと魅力的になりたい」という深い欲求に対応しています。

この欲求は「現状の自分は望んでいる状態にない」
という問題意識に基づいています。

しかし重要なのは、この根本的な悩みに応える方法は
一つではないということです。

「美しくなりたい」という欲求に対しては
フィットネス、メイク、ヘルスケアなど
様々なアプローチが可能です。

何を提供して「美しくなりたい」という欲求
つまりお客様の「不」を解決するのかを
見極める必要があります。

そこで思い出すのが「不易流行」、
松尾芭蕉のことばです。

不易は時代を超えて変わらない本質のことで、
人の欲求もこれにあたります。
流行は説明には及びませんね。

どの時代であってもどの国であっても
美や魅力を追求する欲求は変わりません。

一方で、それを解決する方法は
時代によって国によって異なります。
変化していくといった方が良いかもしれません。

市場をリードしていたビジネスも
より効果的な代替が現れると
すぐにその地位を失う可能性があります。

少し前に流行したガチのフィットネスに代わり
今ではちょっとだけするフィットネスが普及し始めています。

ビジネスを考える際には、

変わらない人々の欲求「不易」と
変わりやすいビジネスの形「流行」を組み合わせること

これが重要だということです。

そういう意味では、自分自身に欲求がないと
世間の欲求を見極められないかもしれません。

現代の日本は低欲望社会と言われていますが、
「何をしたら良いのかわからない」という人は
欲望欲求が少ないからではないかと、私は考えています。

ビジネスのためにも
まずは自分が欲望欲求は持つことが大事ですね。

ということで、私はしっかり遊んでから働きますw

今日はここまで。
あなたもツイてる!素敵な一週間をお過ごし下さい。

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