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何のためにデータを集めていますか?

そもそも誰のためのデータ?

 DSXコンサルティングの井出です。
 法人営業を担当して19年目になります。
 社内システムが整備され、訪問内容・結果を入力・管理する仕組みが出来ています。
 自分で確認しているデータは、現在の受注数、今期のクローズ対象数、各ランクの対象数になります。
 訪問内容等を入力していますが、このデータを確認することはほとんどありません。お客様への訪問のタイミングが少し空いた時に前回、どのようなことを打ち合わせしたかなと確認している程度です。
 また、社内を見ても、訪問内容を含めて、内容を確認し、分析して次の計画を策定したり、対策を練ったりしているケースはほとんどありません。
 これでは、データを収集して、一元管理してもデータの活用がされずに無駄になってしまいます。
 そもそも、誰のためにデータを集めているのでしょうか。

収集するデータの項目って誰が決めたの?

 収集するデータは、誰が決めていますか?経営企画の人?営業企画の人?
利用したいデータは、自分の業務担当によって異なると考えています。
 営業企画であれば、企画した内容について、どのような反応か、効果は
どの程度でているのか等を確認したいと考えるでしょう。
 営業担当者であれば、受注率を上げるためにはどうすれば良いか、見込み客を増やすにはどうすれば良いか等について、確認したいと考えるでしょう。自分の業務によって見たい情報は異なると考えています。
 こう考えると収集するデータの項目は、企画の人が考えれば良いという
わけではなく、データが必要な人が項目検討の話し合いの中に入るべきだと考えています。

必要な情報を収集するには

 収集するデータが決定した後は、実際に情報を収集していくことになりますが、皆、情報を収集しても可視化することはあまりしません。
 皆で必要な情報を収集するには、皆が必要な情報であると認識を合わせて
いくこと、浸透する時間を設けて取り組んでいく必要があります。
 自分だけでなく、組織として情報を収集して、分析していくことが必要になります。

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月島とオンラインで開催予定です。
データの活用にご興味がありましたら、是非、ご参加いただきますようお願いいたします。


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