老舗企業の廃業に思う
驚きのニュースがあった。
有名なドロップの製造メーカーが廃業するとのこと。
赤字の原因は、需要減と原材料価格の高騰が価格に転嫁できなかった事とされている。
今回、廃業のニュースが出ているサクマ式ドロップを製造している佐久間製菓HPはこちら。しかし、HPには廃業する旨は書かれていない。。。
似た名前ですが、同じくドロップを作っている別会社(緑の缶)のサクマ製菓のHPはこちら
http://www.sakumaseika.com/products/
※これを書いている時点で、廃業されない方のHPの方が重くなっているという状況・・・
100年を超える企業の廃業は経営者として苦渋の決断であったと思う・・・
しかし、サクマドロップスとサクマ式ドロップスを製造している会社が別の会社だと知っていたユーザーがどれだけいただろうか
超有名商品があるだけに、廃業は回避できなかっただろうか
詳細な経営状況や原因が分からないので、詳しい分析はできないが、HPだけ見ても、2社の差を感じてしまう
昔ながらの飴のなつかしさを守りながら、コンシューマーに認知度を上げたり、飴以外のヒット商品を開発するといった事に挑戦できなかっただろうか・・・
もっとドロップの良さを知ってもらう取り組みはできなかったろうか・・・
老舗企業は、変わっていない様で、実は様々な変化に取り組んで生き残っている。
100年企業が消えるのは、国家としても損失だと思う。
外野がとやかく言う事ではない事は十分承知の上で、簡単な事ではないにしろ、何か手立てがなかったのだろうか・・・と惜別の思いが湧く
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