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会社員から専業作家になって感じた事。

個人事業主になって数年が経つ。
独立後間もなくはフワフワしてたがようやく慣れてきた感がある。
俺ももともとは独立して生きる事をぼんやりと夢見る会社員だった。

初めて入社した会社は地獄だった。
朝から晩まで怒涛の激務。
サービス残業に休日出勤。
酷い時は朝の4時に起きて出社、帰宅は夜の0時。
夢の中で仕事して、起きてもまた仕事をする。
残業が100時間を超えた辺りからみるみる体重も落ちた。
鬼のような上司に毎日しごかれながら、仕事に忙殺されて心身共に消耗していく。

病んで辞めていく先輩を横目に、俺もいつ辞めようかと毎日考えていた。
「こんな場所とはおさらばしていつか自分らしく生きるのだ…」
そう野望を誓うしがないサラリーマンだった。

当時は副業すらやっていなかったがそれから何年も経ち、幸いにも今はその時の野望を果たして個人事業主として自由に生きれる様になった。

今回は会社員から個人事業主になってみた感想を書いてみる。

こういうのは会社員としての心が残っている内に書いておく必要がある。あれほど苦しんだ会社員時代も今では良い思い出になりつつある。
その内独立する事への興味関心も忘れてこんな記事も書けなくなると思う。今のうちに書いとこう。

ちなみに俺の主な収入源はDL同人業からの収入。なのでここでいう個人事業主というのは「専業同人作家」を指す。

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