パリとロンドンを結ぶEurostar、洪水により、全面ストップ。

2023年12月31日 15:42

France24は2023年12月30日に、AP通信からとして2023年12月30日土曜日にイングランド南部の２つのトンネルで発生した浸水事故によりロンドン発のすべての列車が運休となったことを受け、全面ストップ。

2023年12月31日日曜日に全便運行する予定だと報告した。

2023年12月30日土曜日に、テムズ川(River Thames)下のトンネルが浸水し、お祭り旅行の計画が中断されたため、ロンドン発着のユーロスター便がキャンセルされた。

英仏海峡を渡ろうとした数百人の旅行者が、ロンドンのセント・パンクラス(London’s St. Pancras International station)駅とパリ北(the Gare du Nord station in Paris)駅で立ち往生した。

ロンドンからパリ、ブリュッセル、アムステルダムへの便を運行するユーロスター(Eurostar)は、土曜日に少なくとも29本の列車が欠航し、洪水の影響でその日の残りの便は運行されないと予想されていると述べた。

トンネルで作業していた技術者らは、水位が低下していると述べた。トンネル内の水の量は「前例のない量」だったという。

イギリスはクリスマス期間中、嵐ゲリット(Storm Gerrit)によってもたらされた強い突風と大雨に見舞われている。
今年最後の週末にはさらに荒天が発生し、旅行に混乱が生じることが予想されている。

テキサス州サンアントニオ出身のクリス・ディラショー(Chris Dillashaw, from San Antonio, Texas)も、旅行の混乱で大晦日の計画が台無しになった多くの人の一人だった。

「私たちの家族全員がここにいます。 ...私たちはパリでクリスマスを祝い、その後大晦日の予定のためにロンドンに向かったのです」と彼はパリ北駅で待ちながらAP通信に語った。
「何が起こったのかをメールで知り、とても残念です。」

25歳のシドニー在住のクリスティーナ・デイビッド(Christina David)と26歳のジョージナ・ベンヤミン(Georgina Benyamin)は、数週間にわたる欧州ツアーの最終目的地であるロンドン発パリ行きの列車がキャンセルになったことを知り、泊まるところがなくなったと語った。

「私たちはエッフェル塔の見える高価なホテルにお金を払いました」とベンヤミンは語った。「さあ、ここで一晩泊まるホテルを予約しなければなりません。どこに行けばいいのかわかりません。私たちには泊まるところがありません。」

ユーロスターは「顧客とサービスに影響を与える予期せぬ問題を非常に遺憾に思う」と述べた。

同社は「今がクリスマスシーズンの終わりと新年を控えて帰国する重要な時期であることを理解している」と述べた。

ユーロスターのサービスもクリスマス直前にユーロトンネルのスタッフによるストライキにより中断された。

イギリスの気象予報士である気象庁は、土曜日にはさらに強風と雨がロンドンとイングランド南部を襲うと予想されると述べた。
最大時速50マイル(時速80km)の突風が予想されており、沿岸地域付近で最も強い風が吹く可能性がある。

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