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ジャック・マーの妻がシンガポールで不動産購入、総額約56億円。

中国のアリババの共同創業者で富豪の馬雲(Jack Ma/ジャック・マー)の妻の張瑛(Zhang Ying/チャン・イン)が、シンガポールの3つの不動産物件を総額S$4500万〜5000万(約56億円)で購入したと、現地の経済紙ビジネス・タイムズ(Business Times)が2024年02月21日に報じた。

シンガポールに帰化した張は、現地の流行りのエリアであるタンジョンパガー地区(Tanjong Pagar area)の(Duxton Road) 70, 71そして72 にあるショップハウス(伝統的な店舗付き住宅)を3軒取得したと報じられた。ジャック・マー財団は、フォーブスのコメント依頼に返答しなかった。

タンジョンパガー地区(Tanjong Pagar area)の(Duxton Road) 70, 71そして72

フォーブスは中国で6位の富豪であるジャック・マーの保有資産をUS$247億(約3兆7000億円)と試算している。彼は、シンガポールへの投資に興味を示す中国生まれの富豪たちに加わった。

ここ最近、中国の富豪はシンガポールの不動産に対して盛んに投資を行っており、火鍋レストランチェーン「海底撈(ハイディーラオ)」の共同創業者でUS$50億資産を持つシ・ヨンホン(Shi Yonghong)も、シンガポールに帰化し、数百万ドルを投じて高級住宅を購入した。

彼は、シンガポールの富豪ランキングの6位に入っている。

また、深圳の医療機器メーカー「深圳邁瑞生物医療電子(Shenzhen Mindray Bio-Medical Electronics Co Ltd/マインドレイ)」の共同創業者US$153億の資産を持つリー・シーティン(Xiting Li)も、2018年にシンガポールに帰化し、シンガポールの富豪ランキングで1位となっている。

現在のところ、馬と張の夫妻が長期間に渡りシンガポールに住む意向はないと見られている。
馬は2019年にアリババの日常業務から退いた後の数年間を海外で過ごした後に、昨年中国に帰国しており、最近になって発言力を強めている。

彼は、2023年11月のアリババの社内フォーラムへの投稿で、同社の22万人を超える全従業員が決意し努力すれば、かつての成功を取り戻すことができると発言した。

馬はアリババの創業当初に妻から約140万ドルの創業資金を借りていた。

そういえば元村上ファンドの村上世彰もシンガポールに住んでいる。

シンガポールは、制約もなく、住みやすいのかもしれない。

タンジョンパガー地区(Tanjong Pagar area)の(Duxton Road) 70, 71そして72の緯度、経度。
1°16'41.2"N 103°50'34.7"E
または、
1.278111, 103.842978

https://forbesjapan.com/articles/detail/69365
(forbes.com 原文)
https://www.businesstimes.com.sg/property/jack-mas-wife-said-have-bought-three-adjoining-shophouses-duxton-road
https://www.forbes.com/sites/ywang/2024/02/22/alibaba-cofounder-jack-mas-wife-bought-37-million-worth-of-property-in-singapore-report-says/?sh=775eddfe3f4e
https://mustsharenews.com/jack-ma-wife-duxton-road/

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