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宇宙で繰り広げられる最新の表面水と海洋地形観測衛星のカメラ。

NASAのカリフォルニア州パサディナにあるJPL研究所(Jet Propulsion Laboratory in Pasadena, Calif.)が公開している「NASA's Jet Propulsion Laboratory Day in Review」は2022年12月28日に、カリフォルニア州中部にあるバンデンバーグ宇宙空軍基地から地球の軌道に打ち上げられたSWOT(Surface Water and Ocean Topography)衛星は、地球表面の90%以上の水の高さを測定し、初めて地球の水の高精細探査を行うため2022年12月16日に、エンジニアたちがその準備に取り掛かっていると報告した。

太陽電池パネルは打ち上げ後まもなく、約10分かけて完全に展開された。

アンテナは4日間かけて無事に展開し、2022年12月22日に完了した。

KaRInアンテナに焦点を当てた2台のカメラは、マストが宇宙船から伸び、所定の位置にロックされる様子を捉えたが、アンテナが完全に展開される様子を捉えるには至らなかった。このマイルストーンは、チームがテレメトリデータで確認したものである)。

マストの両端、10m離れた場所にある2つのアンテナは、画期的なKaRIn(Ka帯レーダー干渉計)の装置である。淡水域や海洋の水の高さを正確に測定するために設計されたKaRInは、渦や海流など、13マイル(20km)未満の海洋の特徴を見ることができる。また、15エーカー(62,500平方m)以上の湖や貯水池、330フィート(100m)以上の川などのデータも収集する予定である。

「KaRIn」は、地球上の水面にレーダーパルスを照射し、その信号を2つのアンテナで受信して、衛星の両側から幅30マイル(50km)のデータを収集する。

SWOTが提供するデータは、研究者や意思決定者が現代の最も差し迫った気候の問題に取り組み、地域社会が温暖化した世界に備えるのに役立つことになるでしょう。

2022-12-16---NASAが地球上の水を調査する国際ミッションを開始。




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