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中国本土の旅行者の需要が低迷する中。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」のローレンス・ウエストブロック(Laura Westbrook)は2023年11月12日に、中国本土の旅行者の需要が低迷する中。日本航空は香港市場に軸足を置き、タイ国際航空は他の目的地を開拓している。

日本航空とタイ国際航空のCEO(Chief Executive Officer/最高経営責任者)は、旅行需要が低迷している中国本土から輸送能力を移し、追加のリソースを香港やヨーロッパなどの他の市場に投入していると述べた。
シンガポールで開かれた地域航空大手の会合で、アジアの航空会社幹部らは、本土からの旅行者がシンガポール、日本、タイを含む多くの国に戻るのが遅れていると述べた。

タイ国際航空のチャイ・エムシリ(Chai Eamsiri)社長は「中国の登場を待つことはできない。」「私たちは生き残らなければなりません。 私たちは彼らに頼ることはできません。」と語った。

日本航空の清水伸一郎副社長は、加盟航空会社14社が年次会合を開くアジア太平洋航空社長協会の傍らでポスト紙に対し、本土からの需要は依然として40%で、座席定員は20%パンデミック前のレベルと比較して59%に達していると語った。

中国で国策として海外旅行を国内旅行に回すと、海外からも旅行者が来なくなる。

実に中国とって失敗政策である。

これはいかにも中国らしい失敗である。

その結果、同社は香港を含む需要の高い路線に航空機を再配備している。

日本航空は2023年01月09日から、東京の羽田空港を利用する毎日の便に加え、東京・成田発の東京便を週5便から1日1便に増便する。

タイのフラッグキャリアであるタイ国際航空は、オーストラリアやヨーロッパなど他の目的地への輸送能力の再配置も検討しており、中国本土と比べて需要が大きいとエムシリは述べた。

同社は香港行きの便を1日3便運航しているが、2023年02月からは4便に増便される。北京、上海、広州、成都、昆明行きの便を毎週25便運航しており、2023年12月からは便数を30便に増やす計画だ。

日本航空は北京、上海、広州、大連、天津に就航している。

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本土はパンデミック前には最大の航空旅行市場で、アジア太平洋地域の国際輸送の20%を占めていたが、その数字は現在わずか10%にとどまっている。

多く送り出しているから、多く来てくれる。そのおかげで価格が下げられるので、さらに増える。
これは共産主義にはわからないかもしれない。

これでは、中国の復興は遅れる。悪のスパイラルである。
中国の仮想通貨でも同じことが起こった。アリババでも、マー君は、それを知っていたから、大成功した。
それがわからないから、マー君を追い出し、経済が一気に悪化した。

こんなサイクルが共産国にはわからない。

https://www.scmp.com/news/hong-kong/transport/article/3241256/japan-airlines-pivots-hong-kong-market-thai-airways-explores-other-destinations-amid-sluggish-demand


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