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在中日系企業、事業拡大意欲が初の3割割れ。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年11月22日に、JETRO(Japan External Trade Organization/ジェトロ/日本貿易振興機構)が2023年11月21日に発表した2023年版の「海外進出日系企業実態調査」によると、今後1~2年の中国での事業拡大意欲は27.7%となった。
比較可能な2007年以降で初めて3割を下回った。

一方で第三国への移転・撤退は0.7%にとどまり、ジェトロは「政策などを含め厳しい局面にある中でも、引き続き中国市場を重視する日系企業が多数だ」と分析した。

実は、上海の企業人に、私が投資の話をかし掛けた時、誰も乗ってこなかった。

「当分無理でしょう。」という反応であった。

JETROは、2023年08月21日から09月29日にかけて、海外83カ国・地域に進出する日系企業を対象にアンケートを実施。7,632社(中国は715社)が回答した。

事業展開の方向性は、「現状維持」が62.3%、「縮小」が9.3%だった。
一方で、「第三国への移転、撤退」は0.7%にとどまった。

中国の日系企業が事業拡大に慎重姿勢を取る背景には、需要や売り上げの減少に加え、日系自動車の不振が響いている面もあるようだと述べている。

事業縮小の主な理由としては、「市場低迷に伴う売り上げ減に加え、
先行きも期待薄」(運輸・倉庫)や「客先の生産減による受注減」(一般機械)など需要・売り上げの減少や市場の縮小を挙げた企業は31社。
日系自動車の不振を理由とした企業は15社で、「電動化による内燃機関の市場規模縮小」(輸送用機器部品)などの声が聞かれた。

23年の営業利益見込みは、「黒字」とした企業が60.3%で、前年の64.9%から下がった。赤字は20.2%だった。

中国の2023年の景況感DI値(改善の割合から悪化の割合を差し引いた数値)はマイナス14.7ポイント。2年連続でマイナスを記録した。
「悪化」の割合が高かった業種は運輸・倉庫、金属製品、電気・電子機器部品の順となった。

https://www.nna.jp/news/2594148

そういえば、深圳のEV(Electric Vehicle/電気自動車)を売り込んできた女性は、作るほどに売れていないという意見もあった。
話していたら、「今なら安いよ!」と。バナナの叩き売り状態で、あれもこれもつけると言い出した。

セグウエー(Segway)の電動一輪車(electric unicycle)のようなのを作ってよーというと、「何?」と言い。写真を送ったら、社長に相談してみると言っていた。

返事はまだこない。

時速60kmもいらないから、とも話した。

https://www.youtube.com/watch?app=desktop&v=YtJKfHeDD4g

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