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バイデンで、何をオバマが仕掛けたか。

ForbesJapanは2024年04月22日に、2024年11月の米国大統領選で、無所属で立候補しているロバート・F・ケネディ・ジュニア(Robert F. Kennedy Jr.)は、民主党の現職ジョー・バイデン大統領よりも共和党のドナルド・トランプ前大統領からより多くの票を奪うと報告した。

実は、毎日新聞は2024年04月06日に、「もしトラ」「ほぼトラ」で、もしもトランプがアメリカ大統領に返り咲いたらどうなるのか――。いわゆる「もしトラ」の議論が活発だ。「アメリカを再び偉大に!」と叫ぶ前職のドナルド・トランプ(Donald Trump/77)が米国大統領選の共和党指名争いで圧勝してニュースをにぎわせ、再選を目指す現職のジョー・バイデン(Joe Biden/81)は心なしか影が薄いと報告した。

しかし、世論調査は、ドナルド・トランプ勝利に傾いていたが、ジョー・バイデンを助けているバラク・オバマ(Barack Obama)のおかげでここにきて拮抗し始め、わからなくなっていた。

もし、ドナルド・トランプが負けると倒産するかもしれないし、ジョー・バイデンが負けると、バラク・オバマの信頼が霧散する。

ForbesJapanは、みんなが忘れていた無所属で立候補しているロバート・F・ケネディ・ジュニアの話題が浮上した。
過去の世論調査ではケネディ・ジュニアの出馬はトランプよりバイデンに不利になるとの結果が多かったが、さらに米国NBCニュースの最新世論調査で今回はケネディ・ジュニアの出馬はトランプが不利になると逆転した。

NBCニュースが2024年04月12〜16日に、全米の有権者1000人を調査したところ、大統領の候補者に民主党と共和党の候補指名をそれぞれ確実にしているバイデン、トランプのほか、ケネディ・ジュニア、緑の党のジル・スタイン(Green Party candidate Jill Stein)、無所属のコーネル・ウェスト(independent Cornel West)が含まれる場合、バイデンの得票率は39%とトランプ(37%)を2ポイント上回るという結果になった。バイデンとトランプの一騎打ちの場合はトランプが46%得票し、バイデン(44%)を2ポイント上回った。誤差はプラスマイナス3.1ポイント。

バイデンとトランプの二者択一ならトランプに投票すると答えた人のうち15%は、候補者が5人なら投票先をケネディ・ジュニアに切り替えていた。二者択一でバイデンを選んだ人では、ケネディ・ジュニアに変更する人は7%にとどまった。

ケネディ・ジュニアを好意的に見ている人の割合も、民主党支持者の間での16%に対して共和党支持者では40%と、共和党支持者のほうが圧倒的に大きかった。

もし、これがオバマの作戦が裏にあることがあきらかになると、トランプが勝てなくなる。

ケネディ・ジュニアの兄弟姉妹6人を含むケネディ家の十数人は先週、大統領選でのバイデン支持を表明した。ケネディ・ジュニアが新型コロナウイルスに関する陰謀論を広めたり、子どものワクチン接種に広く反対する団体を率いたりしてきたことから、ケネディ家の多くのメンバーは何年もケネディ・ジュニアと距離を置いている。

John F. Kennedy Jr.

この間をオバマがついたかもしれない。

しかし、バイデンとトランプの戦いは接戦になると引き続き見込まれている。米国政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス(RealClearPolitics)」の世論調査の平均では、トランプがバイデンをわずか0.4ポイント差でリードしている。

バイデンは3月の一般教書演説や、陣営による選挙イベントや広告、資金調達の強化などを受けて、世論調査の結果が若干上向いている。

対するトランプは複数の刑事訴訟や民事訴訟に忙殺され、選挙集会よりも法廷に姿を見せることのほうが多い。ただ、その場を利用して、捜査に関係する検事や判事がバイデンのために働いていると根拠もなく主張しているため、選挙運動には多少プラスになっているもようだ。

NBCの今回の世論調査によれば、11月の選挙に「非常に関心がある」と答えた有権者の割合は64%と、20年ぶりの低さだった。2020年7月にそう答えた人は77%、2016年5月は69%だった。

実は、私は2024年04月06日のニュースで、ジョー・バイデンは勝つかもしれないと思った。

つまり、米国で絶対的人気のケネディー家の対立をオバマが掘り起こしたかもしれない。

そして、例えばそれをバイデンとトランプの間に投げ込まれた可能性がある。

CNNは2024年04月21日に、CNNのアビー・フィリップ(Abby Phillip)が、バイデン大統領が選挙戦で行った虚偽で誤解を招くような主張をファクトチェックし、3カ所以上見つけている。

一方トランプは、トランプが口止め料裁判で証言台に立つことについて元ニクソン・ホワイトハウス顧問弁護士。

ニクソン元ホワイトハウス顧問ジョン・ディーン(Former Nixon White House counsel John Dean )が、トランプ元大統領がニューヨークの口止め料裁判で証言する可能性について語った。それは「自殺行為」

どちらも最低だが、「自殺行為」と3カ所以上ミスでは、バイデンの方がいいかもしれない。

そして、2024年11月の選挙の後に、もっと凄いことが起こる可能性も感じているが、今は言えない。

選挙後に、時限爆弾について、じっくり描くつもりである。乞うご期待!

早川のSFファンより!

2024年04月21日---ウクライナ支援法案が下院通過後、歓声と爆発が続く。
2024年04月06日---「もしトラ」「ほぼトラ」
2024年01月09日---バイデン大統領とトランプ大統領、米国の好感度で互角。
2023年09月04日---米国第3政党の支持率は最大63%。民主党、共和党より高い。
2023年07月22日---JFKの孫ジャック・ケネディ・シュロスバーグは、バイデンを支持。
2023年07月16日---RFケネディJr.、「民族的標的」COVID-19発言を擁護。

https://forbesjapan.com/articles/detail/70497
https://www.forbes.com/sites/saradorn/2024/04/21/rfk-jr-candidacy-hurts-trump-more-than-biden-poll-reports/?sh=6e4149453562
https://www.thoughtco.com/john-f-kennedy-jr-biography-4582247

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