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インドのタタ、イギリス南西部にEV向け電池工場を建設。2026年から稼働。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年02月29日に、イギリスの高級車メーカー、JLR(Jaguar Land Rover/ジャガー・ランドローバー)を傘下に持つインドの自動車大手タタ・モーターズ(Tata Motors)は、イングランド南西部サマセット(Somerset)州にEV(Electric Vehicle/電気自動車)用バッテリー工場を建設することを正式決定した。投資額は£40億ポンドで、4,000人超を雇用する。生産能力は40ギガワット時で、2026年から稼働開始する予定だとBB NewsC電子版が伝えたと報告した。

建設地は、サマセット州ブリッジウオーター(Bridgwater Somerset)近郊の「グラビティー・ビジネスパーク(Gravity Business Park)」。新工場は用地の50%を占める。イギリス政府はこれまで、同社がイギリス内に工場を新設すると明らかにしていたが、今回改めて建設地が正式決定した。

同工場では、年間40ギガワット時のEV用電池を生産する。供給先はJLRのほか、他の自動車メーカーも念頭にあるようである。稼働開始すれば、乗用車約50万台分の供給が可能になり、2030年までにはイギリス内の需要の半分程度を賄えるという。

雇用人数は工場単体で4,000人を見込んでおり、サプライチェーン(供給網)も含めるとさらに数千人分の創出につながる。地元の商工会議所トップは「地域にチャンスをもたらす」と歓迎した。

ただ、ヨーロッパでEVの先行きが怪しくなり、また、バッテリー方式も複数出てきているので、先行きはわからない状況である。

大手の何社かは、空中分解する危険性もある。

サマセット州の「グラビティー・ビジネスパーク」('Gravity Business Park', Somerset.)の緯度、経度。
51°10'18.2"N 2°57'11.3"W
または、
51.171711, -2.953133

2023年05月26日---ジャガー・ランドローバー、イングランド南西部サマセット州にEV用バッテリー工場を建設。

https://europe.nna.jp/news/show/2630245
https://www.cityam.com/jaguar-land-rover-owner-tata-confirms-site-for-mega-4bn-somerset-gigafactory/

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