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博多祇園山笠、死亡事故。

昔から、お祭りには死者がつきもので、中には処女の女性を埋めたことも記録で残っている。
生き神様がいるネパールでは、ダサインというお祭りで、今は人ではなく、牛や羊の生き血を捧げている。昔は人間が捧げられたとネパール人が言っていた。似た儀式は、アジアだけではなく、ヨーロッパやバルカンにも記録が残っている。その延長戦にはドラキュラ伝説も交錯している。

毎日新聞は2023年07月15日に、2023年07月15日午前5時半ごろ、福岡市博多区冷泉町で「男性が転倒して背部を打ち、両足に挫創を負った。意識はある」と目撃者から119番があったと報告している。

福岡県警によると、男性は博多区で開かれていた伝統行事「博多祇園山笠」の「追い山笠(やま)」に参加していた秋吉敏実さん(57)=同区千代3=で、約1トンある山笠にひかれたとみられる。市内の病院に搬送されたが、約1時間半後に死亡が確認された。

関係者によると、博多祇園山笠での死亡事故は近年、無かったという。
県警は業務上過失致死容疑も視野に捜査を進めているというが、不可抗力で、犯人はいないだろう。

とくに、新型コロナウイルス対策のマスク着用などの制限を撤廃し、4年ぶりの通常開催となった。

男気で、粋に感じていたのだろう。その結果。クライマックスの「追い山笠」で痛ましい事故が起きる事態となった。関係者は各流に安全対策を呼びかけるなどしていたが、事故を防ぐことはできなかった。

2022年10月には。私も隣の街に住んだことがある大阪府富田林市で秋祭り中、だんじりが横転し、だんじりをひいていた男性が下敷きになり死亡している。
2014年08月には青森県弘前市の「弘前ねぷたまつり」で、男性が山車の内部の昇降機に頭を挟まれ、亡くなったという。

亡くなった人も覚悟の末で、神に捧げた命になった。

長野県の御柱では、何人も死んでいる。

バルカンでは、捕虜を釈放するとき、1人を除いて全員目がくり抜かれ、じゅづ繋ぎにされ、残った1人は、手足が切り落とされ、先頭のいざり用の車に縛りつけられ、全捕虜を帰国のガイド役にされる。
先頭の人が死ぬと、全捕虜が先に進めなくなり、全員死んだという記録も残っている。

アフガニスタンでは、村人全員で大きな穴を掘らせ、掘り終わると全員を穴に入るように言われ、トラックターで土を被して殺したという記事を読んだことがある。

文献を読むと、このような残酷な話は、恐ろしいほど見つかる。

https://mainichi.jp/articles/20230715/k00/00m/040/204000c

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