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2014年のMH17便撃墜事件で、3人が大量殺人罪で有罪。


CNNは2022年11月17日に、2014年にウクライナ東部上空で起きたマレーシア航空17便撃墜事件に関与したとして、ロシア人2人と分離主義者のウクライナ人1人が大量殺人罪で欠席裁判でランダの裁判所が木曜日に判決を下し、有罪になったと報告した。

ロシアのFSB(Federal Security Service/連邦保安局)の元大佐であるイゴール・ガーキン(Igor Girkin)、ロシアの軍事情報機関GRUに勤務していたセルゲイ・ドゥビンスキー(Sergey Dubinskiy)、2014年7月にドネツク(Donetsk)で戦闘部隊を率いていたとされるウクライナ分離主義者のレオニード・ハルチェンコ(Ukrainian separatist Leonid Kharchenko)が、有罪判決を受け、3人は終身刑を言い渡された。

また、被害者に€1600万以上の支払いを命じられた。

しかし、欠席裁判で有罪判決が下されたため、いずれも刑期を終えることはないようだ。


4人目の容疑者であるロシア特殊部隊スペツナズで、ロシア国籍のGRUの元兵士オレグ・プラトフ(Oleg Pulatov)は無罪となった。

2022年11月17日木曜日の判決は、バドホーヴェドープにある高度に安全なスキポール司法複合施設(the highly secured Schiphol Judicial Complex in Badhoevedorp)で2年間行われた裁判を受けたもので、この事件に対して初めて独立した判断が下され、犠牲者の家族にわずかながら正義がもたらされることになる。

この事件では、乗員15人と17カ国からの乗客283人を含む乗員298人全員が死亡した。

同機の撃墜は、親ロシア派の分離主義者とウクライナ軍との紛争の初期段階で起きた。

この事件は、中国人が多く塔乗ていたマレーシア航空機が行方不明になった事件に次いで起こった。

2022-06-07---南極大陸:南太平洋の海底を史上最大級の精細な地図で観測。


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