交通インフラ不足がドイツ経済を弱体化。
ドイツのインフォグラフィクスを紹介しているハンブルク(Stadt Hamburg)にあるStatista GmbHのデータ・ジャーナリスト(data Journalist)のレネ・ボックシュ(René Bocksch)の報告として2022年11月24日に、ドイツの中央インフラの状況は、多くの企業のビジネスを麻痺させている。
これは、IW(Instituts der deutschen Wirtschaft/ドイツ経済研究所)が連邦共和国の1,000社以上の企業を対象に実施した調査の結果である。
調査によると、閉鎖された高速道路、過負荷の港、信頼性の低い鉄道貨物輸送が、ビジネスプロセスに顕著な影響を及ぼしているとのことである。
調査対象となった企業の約27%が、業務に大きな支障が生じたと回答している。
前回2018年の調査時より約11ポイント上昇している。
さらに参加企業の52%が軽度の障害と回答している。インフラの不備による影響を受けていない企業の割合は、2013年以降、41%からわずか21%に減少している。
一般に、大企業は交通網の利用頻度が高いことなどから、特に影響を受ける。IWケルン(IW Köln)によると、最も深刻な障害は、不十分な道路網によって引き起こされ続けている。
これらの問題は、資金不足により長年にわたって積み重ねられてきた。しかし、2018年と比較して最も強い変化が見られるのは、エネルギー供給と海運である。
ドイツは従来、ヒトラーが構築したアウトバーンとドイツ鉄道で、インフラが自慢であった。
日本は、それを見習って戦前、戦中と構造改革を実施した。
しかし、日本もいつ高速道路とJRで問題が起こるかわからない。
特にJRはすでに悲鳴を上げている。
それを解決するために、私が入院したJR東京総合病院の病院食が素晴らしかったので、日本中にあるJR系病院を活用し、病人食の全国宅配サービスを提案したが、まだ返事がない。
病院のリハビリセンターも素晴らしいので、それも組み合わせた健康サービスを真剣に考えるべきである。
それは全国に広がる鉄道網が、巨大な資産を獲得する。
インフラは、国の血管であり、神経網である。
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