認知症の行方不明者1万9000人で過去最多。
毎日新聞は2024年0月04日に、認知症が原因で行方不明になったとして2023年に全国の警察に届け出があったのは、前年比330人増の1万9039人で過去最多を更新した。
警察庁が2024年0月04日に、発表した。
統計を取り始めた2012年以降、11年連続の増加。2023年中に所在を確認できなかったのは同34人減の250人だった。
数年前に、自宅の前で座り込んでいる老齢の女性がいて、「大丈夫ですか?」ときいたら、「青い空。白い雲。」と言い出し、もう一度「大丈夫ですか?」ときいたら、「青い空。白い雲。」と言い出し、これはダメだと思い警察に電話をしたことがあり、お巡りさんは、すっ飛んできてくれた。
「首から、認知症カードをぶら下げているから---」と言っていたが?
認知症の行方不明者の内訳は男性1万597人、女性8442人。都道府県別では、小池百合子都知事の出身地、兵庫の2094人が最多で、大阪2016人、埼玉1912人、神奈川1843人、愛知1577人と続いた。
最も少ないのは佐賀の38人で、次いで島根の44人だった。
22年以前の届け出も含め、2023年中に警察や家族らに発見されたのは1万8221人。所在確認の時期は99.4%が1週間以内で、届け出当日は74.2%だった。
一方で、死亡していたのは553人だった。届け出の取り下げなども185人あった。
2023年07~12月の行方不明の状況を警察庁が分析したところ、GPS(Global Positioning System/Global Positioning Satellite/全地球測位システム)機器を靴などにつけていたことで71人の所在が分かった。60人は家族が持たせ、11人は自治体からの貸与だった。
GPS機器を持っていたため、群馬県の60代女性は東京都内に移動していたが、その日のうちに見つかった。埼玉県の70代女性が翌日に仙台市内で発見されたケースもあった。
また岩手県では、樹木で覆われた崖下の川岸で身動きができなくなっていた70代男性が、熱を感知するカメラを搭載したドローンで見つけられたという。
認知症以外も含めた行方不明者の届け出総数は、前年比5234人増の9万144人で、3年連続で増加した。9万人を超えたのは2005年以来、18年ぶり。
私は、東京都福祉局が無料配布しているヘルプマークをぶら下げ、緊急時の連絡先及び、病院の病院名と診察券ナンバーを入れている。
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