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カンボジアの繊維産業専門ロビーが「TAFTAC」に改称。

カンボジアの新聞「プノンペン・ポスト(The Phnom Penh Post)」は2022年11月20日に、GMAC(Garment Manufacturers Association in Cambodia/カンボジア縫製業者協会)は2022年11月17日に、その範囲をより反映し、より広く繊維関連分野の輸出と雇用創出を促進するため、「TAFTAC(Textile, Apparel, Footwear and Travel Goods Association in Cambodia/カンボジア繊維・アパレル・履物・旅行用品協会)」に正式に改称したと報告した。

この名称変更は、カンボジア王国軍副司令官(Royal Cambodian Armed Forces deputy commander)兼カンボジア王国軍司令官中将(Royal Cambodian Army commander Lieutenant General)フン・マネット(Hun Manet)の司会で行われた。

TAFTACの代表として留任するコン・サン(Kong Sang)は、衣料品の輸出が2008年のUS$30億から2014年には60億に倍増し、その後、他の繊維関連品目を加えて2021年にはUS$110億にまで拡大いることを紹介した。

コン・サンは、GMACの業務と代表範囲が2015年から繊維、アパレル、フットウェア、バッグ、旅行用品を対象にしていることを確認した。

同年、商務部の指導のもと、フットウェア工場に協会への加入を促すキャンペーンが行われたという。

同協会の仲間である工場の数は、2012年の400から現在の690に増え、80万人以上を直接雇用し、年間給与の総額はUS$20億(約2200億円)に上るという。一人当たりでは、およそ月にUS$208、年にUS$2,500になる。

もうひとつの大きな成果は2016年、GMACが商務省や労働省(commerce and labour ministries)とともに、カンボジア製のバッグや旅行用品に免税を適用するよう米国への働きかけに成功したことだと振り返った。

「特恵関税を得た後、協会と政府は新たな投資家やバイヤーを誘致するため、香港訪問による投資促進活動を開始した。」と述べ、その後、地元のバッグや旅行用品部門が急成長を遂げたことを指摘した。

ただし、私がカンボジアで購入したカンボジア製のバッグは、全てコピー製品であった。

私がオリジナルのサムソナイトのバッグを持っていたら、これが本物か〜と言っていた。

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