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カンボジアの2023年01~03月のインフレ率は、1.9%に下落。

アジア経済ニュースNNA ASIAは2023年07月03日に、カンボジアの新聞「プノンペン・ポスト(The Phnom Penh Post)」は2023年06月29日に、カンボジア財務経済省によると、長引くウクライナ危機と国際的な地政学的緊張が引き続き世界の消費者需要を抑制し、貿易の伸びを阻害する中、カンボジアの2023年第1四半期(1~3月)のインフレ率が前年同期比で1.9%だったと発表した。前年同期の5.9%、前四半期の3.2%から下降している。

インフレ率が、年同期の5.9%、前四半期の3.2%から、1.9%に下落はすごい。

カンボジアは、努力が実ってきている。

一時、カンボジアのフン・セン首相(Prime Minister Hun Sen)も、他の発展途上国と同様に、無茶苦茶であったが、順調に修正してきた。

財務経済省(Ministry of Economy and Finance )は、第1四半期の経済・金融統計速報の中で、金融市場が不利な状況の中、高インフレが続いており、世界経済の見通しは不透明であると説明している。今回のインフレの沈静化について、経済、為替の安定化に向けた政策が奏功した結果だと指摘した。世界的にはインフレが高止まりして経済見通しが不透明な中、カンボジアの経済は順調に推移しているとコメントした。

これは、MF(International Monetary Fund/国際通貨基金)が2023年04月に、世界経済の不確実性からの波及の影響にもかかわらず、今年の世界経済の成長率が2.8%に鈍化すると予測されているにもかかわらず、カンボジア経済は2023年に5.6%の成長軌道にあると報告したことを受けたものである。

一方、財務省は、カンボジアの予測成長率が高いのは、輸出志向であろうとなかろうと、衣料品以外の製造業が比較的堅調に伸びているためだとしている。また、国内外からの旅行者が戻り、観光業が大幅に回復していることにも言及している。

2023年01-03月期の平均為替レートは1米ドル=4,083.99リエルで、前年同期比では4,063.26リエルから0.51%上昇したが、前四半期比では4,128.72リエルから1.08%下落した。

カンボジア王立アカデミーのエコノミストであるキー・セレイヴァス(Ky Sereyvath)は、カンボジアの第1四半期のインフレ率が比較的低かったのは、世界的に重要な商品、特に石油とガスの価格が下落したためだと指摘した。
しかし、低インフレ率は内需の低迷、ひいては販売の鈍化を示唆しており、物価上昇を妨げていると説明した。

また、低水準であってもインフレ率がプラスであることは「物価が下落していることを意味するのではなく、単に商品市況が通常よりも緩やかに上昇していることを意味し・・・全体的な需要の減少を示している.」と強調した。

「インフレ率の後退は、政府がマクロ経済の安定に加え、治安や国民の福祉にも重点を置いていることを反映している。」「NBC(National Bank of Cambodia/カンボジア国立銀行)による為替レート管理も、インフレに対する効果的な金融メカニズムとして機能している。」と述べた。

財務省の公報はまた、主要な商品クラスの国際平均価格と市場動向に関する第1四半期のデータを共有した。

原油(ブレント(Brent)、WTI、ドバイの各ベンチマーク(Dubai benchmarks)に基づく)は前年同期比18.2%減の1バレルあたりUS$79.05、天然ゴム(TSR20)は21.5%減の1トンあたりUS$1,390.10で取引された。

エネルギー価格指数は17.6%、非エネルギー価格指数は14.9%、貴金属価格指数は18.3%それぞれ下落した。

一方、金は前年比0.80%上昇の1オンス=US$2071.76、精米は同16.4%上昇の1トン=US$495となった。

もう少しの我慢が必要。

ウクライナのように戦争するな!
あれは、馬鹿である。

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https://www.nna.jp/news/2537066
https://www.phnompenhpost.com/business/first-quarter-inflation-rate-falls-19

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