見出し画像

ロシアが待っている凍てつく冬が、ヨーロッパに再度やってくる。

イギリスの経済誌「The Economist(エコノミスト)」は2023年10月02日に、ロシアが電力網を狙う中、ウクライナは再び冬に備える。今回はさらに厳しい状況になるかもしれないと報告している。

発電所所長は、2022年11月のことを思い出しながら、それは危機一髪だったと語る。

ロシアのミサイルはタービンホールに直接向かっていた。
しかし、衝撃の一瞬前に発電所にある多数の送電線の一部に衝突し、コースを外れ、操業の中心を免れた。

猫柳が入ったウォッカは美味い

昨年侵攻が始まって以来、ここを攻撃した8発のミサイルのうちの1発だった。

今、ウクライナ当局者は興奮している。

所長の名前やステーションの場所は明らかにできないし、損傷し、破壊されたものに代わる新しい設備の注文に応えようと急いでいる工場の場所も明らかにできない、と彼らは言う。

所長の名前やステーションの場所を明らかにしなくても、すぐにロシアには分かる事だろう。

当局者らは、エネルギーの観点から、来たる冬は昨年よりもさらに悪化する可能性があるという懸念を隠していない。
発電所の電力が供給される開閉所では、労働者たちが、別のストライキで破壊された1960年代のソ連製の碍子の代わりに、新しい碍子を設置するのに忙しい。

上のケーブルが静かに音を立てる。

以前は別の場所でバックアップとして使用されていた機関車よりも大きい30年前の高圧変圧器が、別の攻撃で破壊された変圧器を置き換えるためにシステムに接続されている。疲れきったエンジニア2名が近くの日陰で昼寝をしていた。

今年は、ウクライナがテロと認めたので、ロシアもテロ活動を開始する可能性がある。

それはウクライナだけにとどまらないかもしれない。

https://www.economist.com/europe/2023/10/02/ukraine-prepares-for-winter-again-as-russia-targets-its-power-grid

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?