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中国の嫦娥6号が月の裏側から世界で最初の岩石サンプルを採取するミッションで打ち上げられた。

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」のリン・シン(Ling Xin)はオハイオ(Ohio)州から、中国の宇宙船は、土と岩石を収集し、研究のために地球に持ち帰る53日間の旅を開始した。


また、月の大気をテストし、画像化を実行するために国際的な科学者から機材を輸送する予定である。

中国は月の裏側から最初のサンプルを持ち帰るという歴史的なミッションを開始した。

CNSA(China National Space Administration/中国国家航天局)は、打ち上げ直後、嫦娥6号(Chang’e 6 spacecraft)が北京時間金曜日午後5時27分に海南島の文昌衛星発射センター(Wenchang Satellite Launch Centre on Hainan Island)から長征5号ロケット(Long March 5 rocket)に乗って打ち上げられたと発表した。
CNSAによると、ロケットの第2段は打ち上げ37分後に分離し、嫦娥6号をあらかじめ定められた地球と月の相互軌道に送り込んだ。

打ち上げから1時間半弱後に発射場の指揮官張作生(launch site commander Zhang Zuosheng)によってミッションの成功が宣言された。

「嫦娥6号探査機はあらかじめ設定された軌道に正確に入り、ソーラーパネルも正常に展開し、正常に機能している」と張は語った。

嫦娥6号は53日間の旅で、常に地球の反対側を向いている月の裏側にあるSPA(South Pole-Aitken/南極エイトケン)地を目標とする。
このミッションの目標は、着陸地点から2kg(4.4 ポンド)の土と岩を収集し、詳細な分析のために地球に持ち帰ることである。

https://www.scmp.com/news/china/science/article/3261346/chinas-change-6-blasts-mission-fetch-first-rock-samples-far-side-moon
https://www.nature.com/articles/503445a

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