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独占|劉鶴元副首相、米国戦略を含む中国経済の指針であり続ける

香港の英字新聞「SCMP(South China Morning Post/サウス・チャイナ・モーニング・ポスト/南华早报/南華早報)」は2023年06月23日に、多くの情報筋によると、この劉鶴元副首相(former vice-premier Elder Liu He)は、重要な金融・経済問題について指導部から定期的に相談を受けているという。

ハーバード大学で学んだ71歳の経済学者は、中国の最高国家主席習近平(习近平/President Xi Jinping)が最も信頼する側近(President Xi Jinping’s most trusted confidants)の一人である。

私も中国で最も好きな政治家の1人である。

この人は、はっきり発言するから、時々嫌われることもあるが、中国でコロナが急速に広がった時、習近平主席が、経済を最優先していた。劉鶴副首相は、習近平主席を叱咤したことがあり、習近平主席に煙たがられたが、今回のように習近平主席が米国に行くことになると、劉鶴元副首相が絶対必要である。

とくに、中国経済の先が見えない時、劉鶴元副首相に代われる人材は誰もいないのである。

現在も、中国の劉鶴前副首相は、引退したにもかかわらず、重要な金融・経済問題、特に対米問題について定期的に相談を受けている。
習近平国家主席が最も信頼する側近の一人である劉副首相は、3月の指導部再編で正式にすべてのポストから退いたにもかかわらず、経済問題に関する内部会議に出席し、依然として高い影響力を保っていると、5人の関係筋がサSCMPに語った。
ある情報筋によれば、指導部は劉鶴前副首相の豊富な経験と知識を高く評価しているという。「彼は、国内経済政策や、貿易・経済問題をめぐるアメリカとの付き合い方など、重要な問題について意見を求められている」と別の関係者は語った。

それが大切である。

今回のような大きな問題が山積みになると、誰も解決できない。

香港の陳茂波財務長官(Financial Secretary Paul Chan Mo-po/ポール・チャン・モーポー)と同様。またはそれ以上に、中国で抜けては行けない人材である。

裏で、ゴソゴソするのではない。

私は個人的に、この2人を信頼しているように、米国も黙る人材である。

https://www.scmp.com/news/china/diplomacy/article/3225060/elder-liu-he-remains-chinas-economic-guide-including-us-strategy
https://www.scmp.com/topics/liu-he
https://www.scmp.com/topics/us-china-relations
https://www.scmp.com/topics/xi-jinping

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