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エクアドル大統領選挙。元大統領の盟友とバナナ王の息子の決選投票!?

AP通信は2023年08月20日に、選挙当局が発表した初期結果によると、左派のルイサ・ゴンサレス(Leftist Luisa González)と巨大なバナナ栽培と輸出ビジネスで富を築いたアルバロ・ノボア(Alvaro Noboa)の息子ダニエル・ノボア(Daniel Noboa)が、2023年10月15日の決選投票に進出し、対決することになりそうだと報告した。

エクアドル国民は、前代未聞の暴力の中、家を離れることへの恐怖を捨て、日曜日、今月大統領候補が暗殺されたこともあり、警察と兵士によって厳重に警備された特別選挙で新大統領を選出した。

どの候補者も当選を宣言するのに十分な支持を得られず、初期の結果では、逃亡中の元大統領が支持する左派が、バナナ王の息子との決選投票に臨む可能性が高いとされた。

その後塵を拝していたのが、2023年08月09日に選挙集会から立ち去る際に殺害されたフェルナンド・ビジャビセンシオ(Fernando Villavicencio)の代理人であった。

35歳のダニエル・ノボア候補は8人の候補者の中で最も若く、選挙前の世論調査でも5位以内には入っていなかった。

彼はアルバロ・ノボアの息子で、巨大なバナナ栽培と輸出ビジネスで富を築き、エクアドル大統領選に何度も挑戦した。

支持者に囲まれた若きノボアは、日曜日の夜、記者団に対し、まだ大統領選を勝ち取っていないため、目標を達成したとは言えない。「明日からまた選挙活動を始めなければならない。決選投票があるんだ。」と語った。

今回の選挙は、保守派の元銀行家ギジェルモ・ラッソ大統領(President Guillermo Lasso)が、国営石油輸送会社と民間タンカー会社との間の欠陥契約を終わらせるために介入しなかったという疑惑をめぐって弾劾されるのを避けるため、5月に国民議会を政令で解散した後に招集された。彼は特別選挙に出馬しないことを決めた。

私は、エクアドルやガテマラのバナナは大好きなので、平素は中南米の選挙には興味はないが、生まれて初めて興味を持った。

以前から、中南米は、殺人と麻薬が頻繁に起こり、身体中に刺青をしたヤクザや刑務所の中での殺し合いが報告されてきている。

私は、かなり記事に取り上げてきたが、恐ろしいことが起こりすぎ、寒気がして、今では中南米を避けてきた。

私が食べたエクアドルのバナナは、関東大震災以降、淀橋にあった青果物市場にバナナを下ろしていたが、その市場が豊洲で統合されるというが、バナナには巨大な蒸し器が必要で、それを移動することはできないので、淀橋に残った。

その会社の社長は、世界中にバナナの畑を所有し、独自のルートで日本に輸送し、日本中のスーパーなどに卸している。

とんでもないバナナの親分である。

https://www.shijou.metro.tokyo.lg.jp/info/05/
https://apnews.com/article/ecuador-presidential-election-candidate-killed-0d1b5a7c56c671217a47c1ecb7e826fe

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