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全銀ネット、ゆうちょ銀ネット、パニック。

日本経済新聞 電子版は2023年10月10日に、全国銀行資金決済ネットワーク(全銀ネット)とゆうちょ銀行は2023年10月10日に、ネット金融サービスでトラブルが発生した。

全銀ネットでは、銀行間送金システム「全国銀行データ通信システム(全銀システム)」に障害が発生したと発表した。

ゆうちょ銀行は、スマートフォンなどを使ってインターネットで金融取引ができる複数のサービスが利用できない状況になっていると発表した。

三菱UFJ銀行やりそな銀行など11の金融機関で他行宛ての振り込みができなくなっている。


全国銀行協会によると、全銀システムの対外的な影響のある障害は1973年の稼働以来、初めてと話している。

全銀ネットの復旧のめどは現時点で未定で、原因を調べている。
システムの不具合が発生しているのは、他に三菱UFJ信託銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行、山口銀行、北九州銀行、日本カストディ銀行、JPモルガン・チェース銀行、もみじ銀行、商工組合中央金庫。

全銀協によると、トラブルを確認したのは2023年10月10日の午前8時半ごろ。

現時点では3連休中の全銀システムの中継コンピューターの切り替え作業で不具合が発生したとみられる。

個人の振り込みのほか、企業間の決済に影響が出ている。
2023年10月10日は他の日に比べ事業会社の決済が集中する「5・10日(ごとおび)」にあたり、決済件数は通常の2〜3倍におよぶともされる。3連休明けの日程も重なり、決済量が増加しやすい環境にあった。

三菱UFJ銀行では正午時点で他行への振り込みのほか、他行からの振り込みも受け付けられていない。
復旧の時期は現時点で未定で、詳しい原因を調査している。三菱UFJ銀行は「ご迷惑をおかけし大変申し訳ない」とコメントした。

りそな銀行も午前8時40分から全銀ネットの障害で当日付の他行向けの振り込みができない障害が発生していると明かした。
三井住友銀行、みずほ銀行は障害が起きている銀行とのやり取り以外は問題がないとしている。

一方、ゆうちょ銀行は2023年10月10日午前、スマートフォンなどを使ってインターネットで金融取引ができる複数のサービスが利用できない状況になっていると発表した。
不具合が起きているのは「ゆうちょダイレクト」「ゆうちょ通帳アプリ」「ゆうちょPay」の3つで、原因は調査中としている。

ゆうちょ銀行は「お客様にご不便をおかけし、深くおわび申し上げる」とコメントした。原因を特定でき次第、復旧に向けて対応する。復旧状況については随時、同行のウェブサイトなどで案内するとしている。

原因が明らかになって、修復できるまでは、謝罪しか方法はない。

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB101ZQ0Q3A011C2000000/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA102DR0Q3A011C2000000/
https://www.jp-bank.japanpost.jp/news/2023/news_id001980.html

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