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インドは、太陽を研究する宇宙船の打ち上げに成功。

France24は2023年09月02日に、月面着陸成功から1週間後の土曜日、太陽系の中心を目指す航海に出発したと報告した。

アディティヤL1(Aditya-L1)は正午前に打ち上げられ、生中継では何百人もの観客がロケットの上昇音に耳をつんざくような歓声をあげている様子が映し出された。

「打ち上げ成功、すべて正常です」とインド宇宙研究機関の職員がミッション・コントロールから発表(Indian Space Research Organisation official announced from mission control)した。

このミッションには、太陽の最外層を観測するための科学機器が搭載され、4ヶ月の旅が予定されている。

米国とESA(European Space Agency/欧州宇宙機関)は、1960年代のNASAのパイオニア計画を皮切りに、太陽系の中心部に数多くの探査機を送ってきた。

日本と中国は、それぞれ独自の太陽観測ミッションを地球軌道上に打ち上げている。

しかし、もし成功すれば、ISRO(Indian Space Research Organisation/インド宇宙研究機関)の最新ミッションは、太陽の周回軌道に乗ったアジア初の国家となる。

「インドにとって挑戦的なミッションです」と、天体物理学者のソマク・レイチャウドゥリー(astrophysicist Somak Raychaudhury)は金曜日に放送局NDTVに語った。

レイチャウドフリーによれば、この探査機は太陽の大気からプラズマと磁気エネルギーの巨大な放電を見る周期的な現象コロナ質量放出(coronal mass ejections)を研究するという。

これらのバーストは非常に強力で、地球に到達し、人工衛星の運用を混乱させる可能性がある。


アディティアはこの現象を予測し、人工衛星が電力をシャットダウンできるように皆に警告を発するのに役立つだろう。

「将来的には、警告システムは必要なくなるかもしれない。」

https://economictimes.indiatimes.com/news/science/aditya-l1s-first-earth-bound-firing-to-raise-orbit-successful-says-isro/articlesho



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